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渋谷で「ヒカリエ映画祭」 ミニシアター文化を考える3日間、渋谷舞台の作品も

2012年に開催された「渋谷真夜中の映画祭」の様子

2012年に開催された「渋谷真夜中の映画祭」の様子

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階・ヒカリエホールBで1月9日~11日、「Hikarie映画祭」が開催される。主催は映画館の再生・公共施設の有効活用に関するコンサルティングなどを手掛けるシーズオブウィッシュ(厚木市)。

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 2012年、「渋谷のミニシアター文化再興」を目的に開催された「渋谷真夜中の映画祭」。同祭の代表を務めていた青山大蔵さん(現・シーズオブウィッシュ社長)が、老舗ミニシアターの閉館が相次ぐ中、「あらためて渋谷のミニシアター文化を考えるきっかけにしよう」と企画したのが今回の映画祭。

 同祭では、若手映画監督による「渋谷を舞台にした作品」を中心に上映する。2013年に開かれたクリエーティブイベント「idea talk」で行われたシナリオコンペティションで映画化が決まった「シブヤのツウ子」(糠塚まりや監督)は、クラウドファンディングで資金を集めて製作された作品。新潟に住む70歳の女性が、恋している深夜ラジオのパーソナリティーに会うために訪れた深夜の渋谷での冒険を描いている。

 スペースシャワーTV開局 25周年を記念して製作された「私たちのハァハァ」(松居大悟監督)は、ロックバンド「クリープハイプ」のファンである女子高生4人組が、東京でのライブに福岡から自転車で向かう青春映画。自堕落な生活を送る32歳の女子が、中年プロボクサーとの出会いをきっかけに、ボクシングと恋愛に目覚めていく「百円の恋」(武正晴監督)や、昨年10月に開催された女性クリエーターの祭典「シブカル祭。」で上映された「渋谷×女子」をテーマにした3本の短編映画なども上映予定。

 鑑賞料は、一般1,500円、大学生以下1,000円ほか。各日10時に全作品のチケットを販売する。

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