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渋谷で「ごはん映画祭」 15作品上映、レストラン「NOMA」実録映画をアジアプレミア

ペルーの料理人ガストン・アクリオさんのドキュメンタリー「料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命」より©2014 Chiwake Films, All Rights Reserved

ペルーの料理人ガストン・アクリオさんのドキュメンタリー「料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命」より©2014 Chiwake Films, All Rights Reserved

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 シアター・イメージフォーラム(渋谷区渋谷2、TEL 03-5766-0114)を中心に10月31日から、「第6回東京ごはん映画祭」が開催される。

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 「食でつながる人と人を描いた」作品や「ごはんが印象的」な作品を紹介する食と映画のイベントとして、2010年に恵比寿で始まった同祭。スペイン・バスク地方で開催される国際映画祭「サン・セバスチャン映画祭」とオフィシャル・パートナーシップを締結し、同祭「キュリナリー・シネマ部門」の最優秀作品賞受賞作をアジアプレミア上映している。

 上映作品は15作品。アジアプレミアとなるのは「NOMA, MY PERFECT STORM」(ピエール・デュシャン監督、2015年)。デンマークのシェフ、レネ・レゼピさんが自身のレストラン「NOMA(ノーマ)」を再建し、2014年に英レストラン誌が選ぶ「世界のベストレストラン50」で4度目の1位を獲得するまでの様子を追ったドキュメンタリー作品だ。昨年の同賞受賞作で、ペルーの料理人ガストン・アクリオさんのドキュメンタリー「料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命」(パトリシア・ペレズ監督、2014年)も先行プレミア上映する。

 そのほか、北鎌倉を舞台に28歳未婚女性の結婚観を家族や友人らとともに描く「麦秋」(小津安二郎監督、1951年)、どら焼き店であんを作る元ハンセン病患者の老婦人を通して生きていく意味を問いかける、ドリアン助川さんの同名小説を基にした「あん」(河瀬直美監督、2015年)、1950年代初頭のノルウェーの田舎町を舞台に男性2人の人間模様を描く「キッチン・ストーリー」(ベント・ハーメル監督、2003年)、水を食べ物に変えるマシンが巻き起こす騒動を描く、ジュディ・バレットさん、ロン・バレットさんの絵本を基にしたアニメーション「くもりときどきミートボール」(フィル・ロード監督、クリストファー・ミラー監督、2009年)など。

 加えて、ポートランドや東京などでコーヒーカルチャーの「最前線」を切り撮ったドキュメンタリー「A FILM ABOUT COFFEE」(ブランドン・ローパー監督、2014年)を特別上映する。

 鑑賞料は1回1,300円ほか。11月13日まで。

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