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南青山で「ほぼ日手帳2015」展示-カバー76種、初の分冊版本体も

2015年度版の出来を「いい感じ」と評価する糸重里さん

2015年度版の出来を「いい感じ」と評価する糸重里さん

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 南青山の「HOBONICHIのTOBICHI(ほぼにちのとびち)」(港区南青山4)で8月30日・31日、2015年度版「ほぼ日手帳」のプレビューが行われる。

半年単位の分冊版本体「avec」

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 糸井重里さん主宰のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で開発が始まり、2001年(2002年度版)に誕生した「ほぼ日手帳」。2014年度版は50万部以上を売り上げた。
2015年度版では、分冊版「avec(アヴェク)」を新たにラインアップ。半年単位(前期=1月~6月、後期=7月~12月)で分け、文庫本サイズの「オリジナル」(前期・後期セット2,376円)とA5サイズの「カズン」(同4,104円)を用意する。

 カバーは76種をラインアップ。コラボカバーは、絵本作家・荒井良二さんが人と動物が共存する「ユートピア」をイメージして描き下ろした「ここをくぐると、願いが音になるんだそうです。」(カバー・本体セット、4,320円)や漫画家・松本大洋さんが描く「ボールのようなことば。」(週間タイプ「WEEK」版2,592円)など。5年目を迎えたファッションブランド「ミナ ペルホネン」とのコラボカバーは、初の試みとなるネオンカラーを採用したものなど4種(同6,480円~1万5,120円)をそろえる。

 中川翔子さんが描いた自身の愛猫の絵を全面にプリントした「マミタス」(同4,320円)は売り上げの一部を動物の保護活動に寄付。1994年に発売し、糸井さんがゲームデザインを手掛けたスーパーファミコン用ソフト「MOTHER2-ギーグの逆襲」とのコラボカバー(同4,752円)では、同ゲームで最初に登場する町「Onett(オネット)」とその町の西にある「くちばし岬」をデザイン。特典として「どせいさん下敷き」も付く。初登場となるシリコン樹脂の「SSACK(ザック)」(カバーのみ、オリジナル=1,296円、カズン=1,944円)は、手帳本体に巻いた後、端をマグネットで留める仕様になっている。

 ネット上でスケジュール管理をする人が増えている中「危機感はある」とし、「もっと喜んでほしいし、どんどん新しい方に手に取っていただきたいので、半分完成品と思い、毎年問いかけながら作っている」と糸井さん。2015年度版のテーマは「LIFEのBOOK仕事もあそびも、わたしです。」。「仕事・私生活のどちらかでも、両方混ぜても使えるのが、ほぼ日手帳。その懐の深さを感じていただければ」と利用を呼び掛ける。

 今月2日にオープンした同スペースは、同サイトを運営する東京糸井重里事務所(北青山3)が手掛ける初の拠点。同サイトの「飛び地」として、店舗やギャラリー、イベントスペースなどさまざまな用途で活用する。催し物開催中のみ営業する。

 開催時間は11時~19時。入場無料。9月1日から渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)などで取り扱いが始まる(一部ウェブショップ限定、抽選販売アイテム有り)。

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