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渋谷・公園通りに金沢発「メロンパンアイス」店-関東初上陸

「かぶりついてメロンパンとアイスを一緒に食べてほしい」と呼び掛ける工藤哲也店長

「かぶりついてメロンパンとアイスを一緒に食べてほしい」と呼び掛ける工藤哲也店長

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 渋谷・公園通りにメロンパンアイス店「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス Tokyo渋谷公園通り店」(渋谷区神南1)がオープンして1カ月が過ぎた。経営はグランタス(金沢市)。

関東初出店となった公園通りの店舗外観

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 メロンパンにアイスを挟む「メロンパンアイス」は、メロンパンの移動販売をしていた三上史朗さんが、「アイスを挟んだらおいしいのに」という女子高生の一言をきっかけに開発。昨年8月、金沢市内に1号店をオープンするとSNSなどを通じて女子高生を中心に人気を集め、同年10月には同じ金沢市内に2号店を出店。以降県外に出店を進めており、渋谷は直営5店舗目で関東初の店舗となる。店名の「2番め」は三上さんのメロンパン作りの「師匠に敬意を表して」命名した。

 東京への出店はかねて考えていたことで、「若者をターゲットにしている」ことから渋谷や原宿で物件を探したという。テークアウト専門の店舗面積は7坪。ブランドカラーである黄緑を基調にしたサイン看板などを掲出しているほか、店頭にはオレンジのオーニングテントを取り付けた。

 店内で焼くメロンパンは、アイスを挟んでもサクッとした食感が出るよう約2年かけて開発。「焼きたての熱々サクサク」を提供するため、焼き上がりから30分以降のパンは使わないよう心掛けているという。メロンパンにバニラアイスを挟む「メロンパンアイス」(350円)のほか、メロンパン(180円、5個入り900円)、メロンパンラスク(250円)も販売。今後、同店限定メニューも登場予定。メロンパンアイスは「かぶりついてメロンパンとアイスを一緒に食べてほしい」という。

 オープン後は女子高生や専門学生、家族連れ、近隣施設でのイベント帰りなど幅広く来店。男性客も増えており、男女比は五分五分に近くなっているという。「コミュニケーションを大切にしている」ことから、店の前を通る通行人に積極的に声を掛けたりあいさつしたりする店長の工藤哲也さん。「近所付き合い・助け合いを大事に地元に根付いた店にしていきたい。街を盛り上げていければ」と意欲を見せる。「メロンパンアイスを国民食にしたい」とも。

 営業時間は11時~22時。今後、フランチャイズ含め都内への多店舗展開も視野に入れる。

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