ABC本店でトーク「日本再再再発見」-ギャラリスト三潴末雄さんホストに

対談する美術評論家で多摩美術大学教授の椹木野衣さん(左)と「ミヅマアートギャラリー」ディレクターの三潴末雄さん(右)

対談する美術評論家で多摩美術大学教授の椹木野衣さん(左)と「ミヅマアートギャラリー」ディレクターの三潴末雄さん(右)

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 青山ブックセンター本店(渋谷区神宮前5、TEL 03-5485-5511)青山ブックスクール大教室で6月30日、「ミヅマアートギャラリー」(新宿区)ディレクターの三潴末雄(みづますえお)さんとゲストによる連続対談シリーズ「日本再再再発見」が開かれる。

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 同イベントは、昨年11月から三潴さんをホストに迎え、毎回迎えるゲストと「日本」をテーマに、「日本の力」を発見していく連続対談シリーズ。これまで、チームラボ(文京区)の猪子寿之社長や精神科医で日本現代アートコレクターの高橋龍太郎さんなどを招いた。今回で4回目。

 三潴さんは1980年代からギャラリー活動を始め、1994年には「ミヅマアートギャラリー」を青山に開廊。2000年から海外にも活動ン幅を広げ、インターナショナルなアートフェアにも積極的に参加。2008年には「Mizuma&One Gallery」を北京に開廊。2009年、現在の場所にミヅマアートギャラリーを移転している。

 「日本・現在・美術」と題し開催する今回のゲストは、美術評論家で多摩美術大学教授の椹木野衣(さわらぎのい)さん。1962(昭和37)年埼玉県生まれ。同志社大学文学部文化学科を卒業後、東京を拠点に批評活動を始める。1990年代から村上龍さんやヤノベケンジさん、飴屋法水さんらと展覧会をキュレーションするなどしている。

 椹木さんは著書「日本・現代・美術」(1998年、新潮社)で戦後の日本を「悪い場所」と形容し、現代を「閉ざされた円環」と銘打っている。昨年の東日本大震災を経験した日本はどうなっていくのか、アーティストはどのように生き作品制作に向き合っていくのか――2人でアートの現在を見つめることで日本の未来を考えていくという。

 開催時間は18時~20時(開場は17時30分)。参加費は1,890円。定員は120人。現在、店頭や電話などで受け付けている。

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