チェコのアンソロジー誌「AARGH!」の展示企画が7月15日、広尾のチェコ共和国大使館(渋谷区広尾2)内にあるチェコの文化センター「チェコセンター東京」で始まった。
コミック研究家のトマーシュ・プロクーペクさんと、イラストレーターのトマーシュ・クチェロフスキーさんが2000年に創刊した同誌。小規模発行から始まった当初は、寄稿作家も含め無償で制作をしていたというが、現在は、同国の文化省やブルノ市から財政的支援を受けながら発行を続けている。同誌は娯楽作品やアートなどのコミック作品を掲載し、これまでに24号を刊行。現在はバックナンバーを求めるコレクターもいるという。
「AARGH!チェコのコミック・アンソロジー展」と題する同展では、これまでに刊行された同誌の表紙や、作品の一部などを展示。展示するのは、著書「ベビーク・ストジェハの大冒険」が邦訳出版されているパヴェル・チェフさんが手がけた2004年発行の第5号の表紙、カレル・イェリエさんが手がけた同年発行の第6号の表紙など22点。
「ルレンカ 事件を追う」「ルレンカのとびきりのお祝い」の2点は、ヴァーツラフ・シュライフさんが2023年に制作した作品。シュライフさんは、コミックを学ぶ学生が日本の日常生活を描き、日本国際漫画賞で入賞した「IOGI」の制作指導を担当した。
会場では併せて、同誌のバックナンバーや同国のコミック作品などの書籍約15冊も用意する。
開館時間は10時~19時。土曜・日曜・祝日は休館。9月15日まで。