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表参道で「KAITEKIのかたち」展-技術や素材をアーティストが作品化

技術や合成樹脂や炭素材料などの素材を使いアーティスト21組が「KAITEKI」を表現した作品を展示する(写真=会場イメージ)

技術や合成樹脂や炭素材料などの素材を使いアーティスト21組が「KAITEKI」を表現した作品を展示する(写真=会場イメージ)

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 スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)1階スパイラルガーデンで7月29日~31日まで、「『KAITEKIのかたち』展~アートと技術の化学反応~」が開催される。主催は三菱ケミカルホールディングス(港区、以下MCHC)のグループ会社、地球快適化インスティテュート(同)。

海岸から海底へつながる絵を三宅島の海中で描き下ろす日比野克彦さん

  同展では、同グループが提供する技術や合成樹脂や炭素材料などの素材を使い、参加アーティストが絵画や彫刻、インスタレーション、ファッションなどの分野で制作した「KAITEKI」作品を展示し、同グループの企業活動や「KAITEKI」についての理解促進を図る。

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 芸術家・日比野克彦さんは、ポリプロピレンを主原料とした紙のような素材「ユポ」を使用。同素材が水や衝撃に強いことから、三宅島の海に沈め、海岸から海底へつながる長大な絵を描き下ろす。ファッションブランド「FINAL HOME(ファイナルホーム)」のデザイナー津村耕祐さんは、三菱レイヨンの工業用資材を用いたアウターを制作。仏・アーティストのジャン=リュック・ヴィルムートさんは、スパイラルカフェを植物が生い茂る空間に仕上げるという。

 ほかにも、陶芸家で著述家の葉山有樹さんの、ガラスのじょうごから数秒に一滴、「森羅万象を描いた」器に水が落ちるインスタレーションや、現代美術家・児嶋サコさんの約1.8メートルの母親の姿をしたネズミがランプ型の卵を温めているインスタレーション、画家・井上実さんが蓄光塗料を絵の具として植物を描いた絵画作品、彫刻家・木下雅雄さんが紅茶飲料「午後の紅茶」のペットボトルに使用されている「シュンクフィルム」を使い制作したベアトップドレスを身にまとった高さ約50センチの彫刻3体などが並ぶ。参加アーティストは計21組。

 開催時間は11時~20時。無料。