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「ミシュランガイド東京2024」、広域渋谷圏は29店が「星」獲得

恵比寿ガーデンプレイス内の「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」外観

恵比寿ガーデンプレイス内の「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」外観

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 12月8日に発刊されるグルメガイド「ミシュランガイド東京2024」(日本ミシュランタイヤ発行)で、広域渋谷圏では29店が「星」を獲得した。内訳は、3つ星=1店、2つ星=5店、1つ星=23店。

17年連続3つ星に選らばれた「ガストロノミー ジョエル・ロブション」の店内

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 17回目の発表となる同書。今回掲載する飲食店・レストランは過去最多となる504店。「そのために旅行する価値がある卓越した料理」と定義する「3つ星」は12店、「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」の「2つ星」は33店、「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」の「1つ星」は138店、「価格以上の満足感が得られる料理」として全料理カテゴリーを対象にする「ビブグルマン」は127店となった。

 恵比寿ガーデンプレイス内「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」の高級フレンチ「ガストロノミー ジョエル・ロブション」が東京版発刊以来17年連続で3つ星を獲得。同じく「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」は16年連続で2つ星に選ばれた。ョエル・ロブションエグゼクティブシェフ関谷健一朗さんは「ジョエル・ロブションに携わる全ての皆さまへの感謝の気持ち向上心を忘れず、今後もお客さまにご満足頂けるよう精進して参ります」などとコメントしている。

 このほか2つ星は、イタリアン「プリズマ」(港区南青山6)、日本料理「神宮前 樋口」(神宮前2)、イノベーティブ「NARISAWA」(南青山2)、創作料理「傳」(神宮前2)といった常連組含め計5店が名を連ねた。「NARISAWA」と「傳」は、持続可能な取り組みを実践する「ミシュラン グリーンスター」にも選ばれている。

 1つ星には、天ぷら「天てんぷら うち津」(広尾5)、うなぎ店の娘として育った前沢リカさんが2017(平成29)年に下北沢から移転して開いた日本料理店「七草」(富ヶ谷2)、そば「玉笑」(神宮前5)、魚を中心としたコースを提供するフレンチ「サンプリシテ」(猿楽町)、熟成赤酢の酢飯と寝かせた魚を握るすし店「熟成鮨(ずし) 万(よろず)」(東4)、たい焼きの形をした魚のパイ包み焼きがシグネチャーのフレンチ「シンシア」(千駄ヶ谷3)など22店舗が選ばれている。

 その中で、昨年オープンした四川料理を提供する「飄香」(広尾5)、フランス料理店「モノリス」(渋谷2)、2つ星を獲得していた「御料理 宮坂」が2021年に移転オープンした日本料理「宮坂」(港区南青山5)、すし店「広尾 石阪」(広尾5)がそれぞれ、新たに1つ星を獲得している。

 ビブグルマンには、削りたてのかつお節をご飯にかけて提供する「かつお食堂」(鶯谷町)、ポルトガル料理店「クリスチアノ」(富ヶ谷1)、現在ランチのみの営業で弁当も販売しているとんかつ店「とんかつ七井戸」(神宮前3)などが選ばれ、フランス料理「ポ・ブイユ」(広尾5)が新たに掲載された。

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