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ハンズ渋谷店、新ロゴ看板にかけ替え 「TOKYU」の字外れ新たな「手」に

新しいロゴの看板にかけ替えられたハンズ渋谷店

新しいロゴの看板にかけ替えられたハンズ渋谷店

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 「ハンズ渋谷店」(旧東急ハンズ渋谷店、渋谷区宇田川町)の看板が3月22日、新しいロゴにかけ替えられた。

井の頭通り沿いのエントランス

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 昨年3月31日に東急不動産ホールディングス(道玄坂1)が全発行株式をホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)に譲渡し、同社の子会社となったことに伴うもの。ロゴの変更は2017(平成29)年に字体を変更して以来となる。

 旧ロゴは「東急(TOKYU)」の文字が入っていたことから変更。デザイナーの佐藤オオキさん(nendo)が手がけた新ロゴは、「HANDS」の文字と漢字の「手」を一筆書きしたようなマークを組み合わせデザインした。

 手作りなど「手の復権」を掲げてきたハンズにとって「手」は「重要な意味を持っている」なか、日本生まれのブランドであることから、漢字をベースにした。「過去の価値や魅力をシームレスに未来につないでいく」意味も込めて、一筆書きのように描く。

 新ロゴの看板は、昨年11月に新規出店した名古屋松坂屋店で披露以降、既存店のかけ替えを始め、渋谷店は6店舗目となる。

 井の頭通りとオルガン坂が交わる丁字路に位置する看板(高さ約17メートル×幅約4.5メートル)のかけ替えは2月27日に作業を開始。足場を組み保護幕を貼ってから旧ロゴのブロックを外し、下地を塗装し直した上から新ロゴのブロックを取り付けた。内照式で夜間には点灯する。3月22日は8時30分から作業し、保護幕を外しながら足場を解体。少しずつ新ロゴが姿を現した。

 同時に、オルガン坂沿いのサイネージは看板に変更し、外壁ロゴのカッティングシートを貼り替え、井の頭通り沿いのエントランス上部のロゴなども変更している。資材の撤去など全作業が終わるのは23日夜となる。

 店内のマットや一部POP、スタッフの名札など、まだ一部使っている旧ロゴも順次変えていく。

 看板のかけ替えに併せて、井の頭通りに面した地下2階には7Aフロアで展開していた園芸売り場を移転。同所はそれまでスタジオを展開していたが、かねては園芸売り場を展開していたことから「復活」させるかたちとなる。生花も扱うなど商品を拡充する。7Aフロアには、6C売り場で展開しているペット用品売り場を拡大する。いずれも今月24日オープン。

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