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道玄坂や文化村通りで「渋谷・鹿児島おはら祭」 3年ぶり開催へ

前回(2019年)開催時の様子

前回(2019年)開催時の様子

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 「第25回 渋谷・鹿児島おはら祭」が5月14日・15日、渋谷・道玄坂、文化村通りなどで開催される。

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 「おはら祭り」は1949(昭和24)年、鹿児島県鹿児島市施行60周年を記念して始まった祭りで、毎年11月に踊り手たちが民謡に合わせ踊りながら市内の目抜き通りを練り歩く。

 「渋谷・鹿児島おはら祭」は、小倉基元渋谷区長が鹿児島県出身だったことをきっかけに1998(平成10)年に初開催。渋谷と鹿児島は、鹿児島出身の連合艦隊司令官・東郷平八郎を祭る東郷神社が渋谷に建立されているほか、初代・ハチ公像を作った彫刻家・安藤照が鹿児島出身であるなどゆかりがあるほか、渋谷区と鹿児島市は「観光・文化交流協定」も締結している。

 一昨年・昨年と新型コロナウイルス感染症流行を受け中止となったが、3年ぶりに開催する今年は、渋谷区の区政90周年記念にも位置付ける。

 今年は「踊り連」29組、計約1000人の踊り手が参加し、道玄坂や文化村通りで「おはら節」「渋谷音頭」に合わせて踊り、グランプリや渋谷区長賞などを決める。若者による「チェスト!おはら」などの踊りや来場者も自由に参加できる「TOKYOオハラ」も用意する。パレード前には渋谷区立神南小学校鼓笛隊の演奏なども行われるほか、長谷部健渋谷区長や塩田康一鹿児島県知事らのあいさつも予定する。

 開催に先駆けて渋谷・井の頭通りのポップアップスペースn_spaceでは現在、鹿児島の焼酎の飲み比べなどができる限定バーがオープンしているほか、14日・15日には同所や道玄坂のユニクロ前で鹿児島の特産品を扱う「さつまの物産展」を展開。15日には道玄坂の渋東シネタワー前では渋谷と鹿児島の観光案内も行う。

 踊りパレードは15日の13時20分~15時50分(予定)。当日はパレードに伴い、SHIBUYA109前付近から道玄坂(道玄坂上交番前辺りまで)や文化村通り(MEGAドン・キホーテ渋谷本店前辺りまで)は12時~17時に交通規制を行う。観覧者にはマスクの着用など感染症対策を呼び掛けている。

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