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環境フェス「アースデイ東京」初のオンライン開催へ C. W. ニコルさんコメントも

過去に代々木公園で開催した際の様子

過去に代々木公園で開催した際の様子

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 環境フェスティバル「アースデイ東京」がオンラインで4月18日・19日に開催されることに決まった。実行委員会は今回の発表と同時に、かねて同イベントの実行委員長を務めていたC. W. ニコルさんから預かっていたというコメントも発表した。

 1970年にアメリカ西海岸でスタートした「アースデイ」は、地球温暖化などの環境問題に対する関心を呼び掛ける環境イベント。日本では1990(平成2)年に代々木公園を中心に大規模なイベントを初開催し、アースデイ東京としては2001(平成13)年から同所で開催してきた。

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 今回、新型コロナウイルスの感染リスクや影響について情報収集、複数の意思や疫学的な知見を持つ専門家へのヒアリング、国や都のイベント自粛要請などの状況を受け、代々木公園での開催を中止し、初となるオンラインでの開催を決めた。オンラインで行うことで、今まで以上に「より多くの市民と『地球のコトを考える』時間を共有できるのでは」と考えたという。

 オンラインでは、メインステージと「ハローアースステージ」の2チャンネルを配信。メインステージでは、歌手の加藤登紀子さんやレゲエ音楽に乗せた朗読詩「ダブポエトリー」のユニット「いとうせいこうis the poet」、音楽家・岡野弘幹(ひろき)さん、英作詞家・詩人クリス・モズデルさんらがステージを展開。「ハローアースステージ」では、ピアノとドラムのインストゥルメンタル・デュオ「MIDORINOMARU」、レゲエやスカを軸にした音楽を奏でるバンド「TEX&Sun Flower Seed」、音楽家・樽木栄一郎さんらが出演予定。

 環境やさまざまな社会課題をテーマにしたトークを展開するトークステージでは、登壇者と観客の相互コミュニケーションができるよう計画中。ビデオ会議アプリ「Zoom」を使い参加者同士がコミュニケーションを取れる場も用意する。

 かねて同イベントの実行委員長を務めていたC. W. ニコルさんが、4月3日に直腸がんで逝去したことを受け、同イベントのホームページでは、ニコルさんの活動などを振り返るページを用意する予定。

 実行委員がイベントに向け預かっていたというニコルさんからのコメントも発表。ニコルさんは冒頭で「もしこのまま幸運なら、私は今年2020年に80歳の誕生日を迎える」と始め、デジタル化が進み「世代のつながりが途切れがちになっているようにも感じる」「子どもたちが自然の、無垢(むく)な不思議や、素朴な美しさにも無関心になっているように感じるのも心配なこと」と心境を吐露しつつ、「大きな災害、大きな自然に向き合うからこそ、私たちはつながり合い、自然の多様性を守り、人間の多様性を高めるために、生きる刻を共にして活動しなければならない。生きる刻を共に歩き始めましょう」と呼び掛けた。

 配信はユーチューブで行う。開催時間は、18日=10時~19時、19日=10時~18時30分。

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