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渋谷スクランブルスクエアに「中川政七商店」旗艦店 初のオーダーカウンターも

旗艦店となる渋谷店の外観イメージ

旗艦店となる渋谷店の外観イメージ

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 生活雑貨店「中川政七商店」が11月1日、渋谷駅直上にオープンする超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア」東棟にオープンする。

渋谷駅前スクランブル交差点などをモチーフにする限定商品

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 1716(享保元年)に創業した中川政七商店(奈良県奈良市)が展開する同店は、日本の工芸をベースとしたSPA業態。国内800以上のメーカーと共に作り上げた商品を展開している。

 出店するのはショップ・レストランフロアとなる11階。店舗面積は、同ブランド過去最大の約130坪で、旗艦店に位置付ける。路地に町屋が並ぶ奈良の街並み「ならまち」をイメージした店内は、あえて曲がり角を作り、街なかを散策しているような体験を提案する。入り口中央には寺に続く参道を想起させる広い通路を設け、その先には仏堂を模した銅板のつり天井を設置する。台所用品や食品、コスメ、植物の手入れなど商品を試せるスペースや、手績(う)み手織りの麻生地で作るタペストリーや座布団などをオーダーできる「おあつらえカウンター」を初設置する。

 同店では国内で唯一約4000点の商品をフルラインアップする。同店限定商品として、加賀人形などを手作りする1862(文久2)年創業の中島めんや(石川県)で作った犬の張り子飾り(4,180円)、「待ち合わせ」にちなんだメッセージ入りのみくじが入った犬型の陶器製マスコット(495円)、渋谷駅前スクランブル交差点をモチーフにした麻100%のハンカチ(1,540円)、前と後ろでボーダーを段違いにすることで横断歩道を表現した「しめつけない」靴下(1,430円)などを用意。

 ハンカチや靴下などにはイニシャル(一文字300円)や犬などのモチーフ(500円)を刺しゅうできるサービスも用意する。買い物袋を持った人や親子、年配の人、スケートボーダー、ペットを連れた人などが描かれたスクランブル交差点柄の布巾(440円)は、奈良の特産品「かや織」を採用している。

 「仝(おどう)」と名付けるつり天井下のスペースでは、クリエーティブディレクションなどを手掛ける「method」(港区南青山2)の社長でバイヤーの山田遊さんがバイイングする工芸品を扱う。

 営業時間は10時~21時。

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