代々木公園でそばと日本酒イベント「大江戸和宴」 そば打ち実演、熱かんも

そば店のエリア(昨年開催時の様子)

そば店のエリア(昨年開催時の様子)

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 代々木公園・イベント広場で11月23日から、「大江戸和宴(わえん)~大江戸そば博・大江戸大酒会~」が開催される。主催はフジランド、読売新聞社、ニッポン放送、ニッポン放送プロジェクト、ハレルヤ・イズムで構成する実行委員会。

提供されるそばや日本酒のイメージ

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 2015年に大阪で初開催した「大阪和宴」に次ぐ開催として、昨年6月、代々木公園に場所を移した同イベント。昨今さまざまなフードフェスが開かれている中、「日本の食文化を紹介したい」という思いなどから「そば」と、「そば前」として飲む「日本酒」に焦点を当てた。昨年は延べ15万人が来場したという。

 今年は新そば・新酒の時期に合わせて開く。そばは20店舗が出店し、福井県産そば粉を使う十割そば「越前そば」(福井、出展団体・越前そば道場)、大井川地下水で作った自家製そばと御殿地鶏を使っただしが特徴の「塩そば」(静岡、同・塩蕎麦本舗)、ソバの実を殻ごとひいたそば粉を使う「色黒」なそば「出雲そば」(鳥取、同・名匠 出雲)、山形県産そば粉「最上早生(わせ)」を使う二八そばに山菜をのせる冷やしぶっかけそば(山形、同・新庄そば工房)などを提供予定。そばは一杯700円(一部を除く)。

 今回は、そば打ち職人・高橋邦弘さんと直弟子のチーム「翁達磨(おきなだるま)グループ」が特別出店し、山梨のそば店「翁(おきな)」で製粉する品種「常陸秋そば」で打つそばを、鹿児島・枕崎産「本枯れ節」を使うつゆで食べるもりそばを提供する。ブースではれそれぞれそば打ちを披露する予定で、翁達磨グループは日時限定で高橋さんも来場する予定。

 日本酒は、「タクシードライバー」(岩手)、「一ノ蔵」(宮城)、「屋守(おくのかみ)」(東京)、「真澄」(長野)、「白川郷」(岐阜)、「而今(じこん)」(三重)など100銘柄ほどがそろう予定で、一部では熱かんも用意する。価格は1杯300円~500円、3杯飲み比べ1,000円など。

 ほかにも、ご当地グルメとして直径120センチの鍋で作る「大鍋」とB級グルメもラインアップする。大鍋は、北海道=カニを丸ごと入れる鍋(出店者はみちのく食堂 晴れる家)、新潟=アンコウ鍋(同とりい)、福岡=ホルモン鍋(同博多屋)など10地域。B級グルメは、石巻産カキの炭焼き(同仙台屋)、沖縄そば(同Marine)など15種類ほどを提供する予定。

 開催時間は10時~21時(初日は15時~、最終日は18時まで)入場無料。今月26日まで。雨天決行・荒天中止。

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