渋谷でビデオアートフェス-アジアの映像作家21人

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東京都が運営するアート・カルチャーの複合施設「トーキョーワンダーサイト渋谷」(神南1、TEL 03-3463-0603)では4月29日より、アジア各国の若手映像作家21人の作品を紹介するビデオアートフェスティバル「Move on Asia 2006-衝突とネットワーク」を開催する。「Move on Asia」は、アジア6カ国、12のアートスペースのキュレーターが推薦するアーティストの作品を一堂に集め、各国を巡回する形で行われるプロジェクトで、開催は今回が2回目。今回は「衝突とネットワーク」をテーマに、アジアにおける政治、経済、文化などの認識を、アートを通じて表現している作品を集めたという。中国やインドネシア、シンガポールなどから集められた全21人の参加アーティストのうち、「トーキョーワンダーサイト」のキュレーター、今村有策さんが選出した日本人アーティストは2人。NPO法人「ビデオアートセンター」代表で、先鋭的な作風で知られる河合政之さんは、2004年に発表した「万葉/東京」を、ロンドンでアートを学んだ山形県出身の永岡大輔さんは、自身が作品を描く様子を同時に映したアニメーション映像「Utopia」(写真)を、それぞれ発表する。そのほかの日本人アーティストは、カワイオカムラさん、小林耕平さん、北山美那子さん、日野貴行さん、垣谷智樹さん。また、展覧会初日の同29日には、各国のキュレーターが参加するシンポジウムも開催される。入場料は500円。5月27日まで。
トーキョーワンダーサイト

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