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恵比寿で「『現代ストレート写真』の系譜」展 牛腸茂雄没後40年で

牛腸茂雄「見慣れた街の中で」(1981 )&copty;The Estate of Shigeo Gocho, courtesy of MEM

牛腸茂雄「見慣れた街の中で」(1981 )&copty;The Estate of Shigeo Gocho, courtesy of MEM

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 写真展「『現代ストレート写真』の系譜」が12月7日、恵比寿のブックショップ「NADiff a/p/a/r/t(ナディッフ アパート)」(渋谷区恵比寿1)3階のギャラリー「MEM」(TEL 03-6459-3205)で始まった。

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 写真家・牛腸茂雄の没後40年に合わせた同展。同ギャラリーでは2013(平成25)年の牛腸の没後30年に個展を開催したが、今回没後40年を節目に改めて構想・企画した。

 「日常をストレートに捉える」1970年前後に強まった写真の一つの傾向「コンポラ写真」の代表的な写真家として知られる牛腸。同展では、コンポラ写真のスタイルや現象は何であったのかなど、発展した背景を考察するという。

 会場では牛腸のほか、同じく桑沢デザイン研究所に通っていた佐治嘉隆さん、関口正夫さん、三浦和人さん、当時講師を務めていた潮田登久子さんの写真を展示。当時の写真表現とその後の写真家たちにも受け継がれる精神を検証する展覧会になるという。第1部では主に在学中に取った作品を中心とした写真57点に加え、雑誌や手記、カメラなどの資料18点を展示。第2部では卒業後の作品を中心に展示する予定。。

 今月9日(17時~18時30分)には、写真家・飯沢耕太郎さんを招いたトークイベントを予定する。参加費は1,200円。定員20人。

 開催時間は13時~19時。入場無料。2024年1月28日まで(12月25日~1月5日は展示入れ替えのため休み)。月曜定休(祝日の場合は翌平日が休み)。

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