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渋谷横丁で忠犬「ハチ」ジョッキやラーメン 生誕100年記念

ハチ生誕100年事業のロゴをプリントする「ハチ公ジョッキ」

ハチ生誕100年事業のロゴをプリントする「ハチ公ジョッキ」

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 「渋谷横丁」(RAYARD MIYASHITA PARK内、渋谷区神宮前6)で開催中の夏祭り企画で、忠犬ハチ公像のモデル・ハチの生誕100年を記念したメニューなどのイベントが行われている。

焼き鳥をトッピングする鶏白湯ラーメン「渋谷ハチ公ラーメン」

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 秋田犬のハチは1923(大正12)年に秋田・大舘で生まれ、今年11月で生誕100年を迎える。渋谷区や一般財団法人渋谷区観光協会、秋田・大館市などが実行委員会を結成しハチの生誕100年事業を展開している。

 同横丁では生誕100年事業のロゴをあしらった「ハチ公ジョッキ」を使っているほか、「渋谷ハチ公ラーメン」「渋谷ハチ公ヴィーガンラーメン」を提供している。価格は「ハチ」にちなみ税別888円(税込み977円)。

 ラーメンは2019年に渋谷区観光教会と横丁を運営する浜倉的商店製作所(中央区)が観光協会公認メニューとして共同開発したメニュー。「渋谷ハチ公ラーメン」は、ハチが生前、駅周辺の居酒屋などで飲食をする人からもらった焼き鳥を食べながら飼い主を待っていたという言い伝えから着想。スープの鶏白湯には、国産の骨付き肉を、鶏脂は国産原料をそれぞれ使うほか、塩だれはシママース(沖縄の塩)を一部入れる。麺は全粒粉。トッピングとして、ネギマの焼き鳥を1本添える。

 「渋谷ハチ公ヴィーガンラーメン」は「食のダイバーシティー」などを推進する渋谷の街に合わせたビーガン対応のラーメン。シイタケや白菜、タマネギなどの野菜を使うスープに、米粉(米とでん粉)のフォーを合わせている。

 ラーメンの注文は増えている傾向で、外国人観光客からはビーガンラーメンが人気だという。

 夏祭りでは、ヨーヨーすくいや射的、輪投げなどの屋台が出店するなどしている。

 営業時間は11時~翌5時(店舗により異なる)。8月27日まで。

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