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渋谷で「モノクローム」テーマの展覧会 作家7人が絵画や立体など

西岡弘治さんの「楽譜 CHOPIN」

西岡弘治さんの「楽譜 CHOPIN」

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 企画展「モノクローム 描(えが)くこと」が7月22日から、渋谷公園通りの「東京都渋谷公園通りギャラリー」(渋谷区神南1)で開催される。

たぬきだshinさんの針金で作る「蛇龍」

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 白と黒というモノクロームの限られた色で描かれる世界観に注目し「描くことの本質を探る」ことをテーマにした同展。線や面で描くことだけでなく心の中でイメージを思い描くことも「えがく」という言葉が使われるなか、作家一人一人が描き出す独自の世界観が「より際立って見えてくる」白黒の作品に条件を絞ることで「強いコントラスト」を持って見える作品の魅力を紹介する。

 参加するのは、墨汁と先を尖らせた1本の割り箸で描く岡元俊雄さん、58歳の時に初めて本格的に絵を描きペン画300点以上残されている故・高橋和彦さん、針金を素材に立体作品を作る「たぬきだshin」さん、楽譜を模写した作品を手がける西岡弘治さん、無数の×印を書き重ねて作品を描く平瀬敏裕さん、版となるプレートを直接削って描く技法・ドライポイントで版画を制作する堀口好輝さん、木炭デッサンで知られる吉川敏明の7人。木炭、ペン、墨汁、紙の版で刷られる版画、針金の立体など67点を展示する。

 開催時間は11時~19時。入場無料。月曜休館(9月18日は営業、翌19日休館)。9月24日まで。

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