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渋谷ヒカリエに和食レストラン「和食時々酒 ときのとき」 「発酵」テーマに

メインやご飯の種類を選べるランチの「ときのとき御膳」(1,580円)

メインやご飯の種類を選べるランチの「ときのとき御膳」(1,580円)

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 和食レストラン「和食時々酒 ときのとき」(TEL 03-6427-4096)が5月30日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)6階にオープンした。

渋谷の中心地を見下ろせる店内

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 「和食・酒 えん」「おぼんdeごはん」など17業態120店舗以上の飲食店を手がけるビー・ワイ・オー(豊島区)の新業態となる同店。同社は1998(平成10)年から約140坪の広さの「和食・酒 えん」を渋谷で営業し月商4,000万円以上を売り上げるなどしていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、固定費が掛かることやビルの老朽化も鑑みて今春で閉店していた。

 思い入れのある地である渋谷で再度出店を考えていたなか、同所へ出店。「和食・酒 えん」のリブランディングの意味も込めた新業態を立ち上げ、同社の新たな旗艦店と位置付ける。店名の「ときのとき」には、「過去から現在、現在から未来へと思いをつなぐ」という意味を込めた。「和食・酒 えん」は40代以上など比較的高齢の利用が多かったことから、ミレニアル世代など若年層をターゲットに据える。

 店舗面積は75.4坪。店舗は「アーバンロッジ」をイメージした古材やレンガなどを使った「温かみのある」空間に仕上げ、ダイニングエリアを中心に、バーカウンター、個室(2室)を用意する。

 同店では、昨今の健康志向の高まりに伴い「人気」の発酵食品に着目した。メインが選べ、お造り2種類、野菜の天ぷら4種類などが付く「ときのときコース」(3,800円)などのプリフィックスコースのほか、だしトマト(630円)や「京揚げ麩と干し柿の胡桃和え」(680円)などのおばんざいや、マッシュルームのサラダ(950円)などのサラダ、野菜や大山鶏、国産牛・豚などの串焼き(1本320円~)、銀ダラの西京焼き(1,280円)などの一品料理などを提供。

 ランチには、おばんざいやおぼろ豆腐、塩麹(こうじ)とヨーグルトの自家製漬物が付くプレートメニューを用意。みそや麹などに漬け込む日替わりの魚または肉料理のメイン、白米または玄米が選べる「ときのとき御膳」(1,580円)、平日限定の「本日のおかず御膳」(1,300円)、羽釜飯と漬け魚の「大山鶏の羽釜ごはん御膳」(1,480円)などをラインアップする。

 施設内には劇場なども併設されていることからカフェ需要も見込み、店舗で練り上げるわらび餅(880円)、白玉や生麩(ふ)などを用意するクリームあんみつ(各580円)、みたらしやずんだクリームなどを用意する団子(各280円)などの甘味も用意する。客単価は、ランチ=1,500円、ディナー=5,000円を見込む。

 営業時間は、ランチ=11時~16時、カフェ=15時~17時、ディナー=16時~23時。

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