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渋谷区立松濤美術館、所蔵品で40年の展覧会を振り返るサロン展

所蔵品を展示する場内

所蔵品を展示する場内

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 渋谷区立松濤美術館(渋谷区松濤2、TEL 03-3465-9421)2階サロンミューゼ・特別陳列室で現在、サロン展「松濤クロニクル1981→2021」が開催されている。

絵画、彫刻、版画、工芸など幅広い作品を展示する

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 1981(昭和56)年に開館し、今年度40周年を迎える同館。これまでに、特別展194本やサロン展・特別陳列などの小規模展を合わせて約250本以上の展覧会を開催してきた。展覧会に出品された作品や、展覧会にゆかりのある作家の作品で構成するコレクションは現在、所蔵作品と資料で約1700点となる。

 「松濤クロニクル1981→2021」は、これまで開催してきた展覧会の一部をゆかりの所蔵品57件と共に振り返る企画となる。展示するのは、特別展や生誕120年展などを開催した野島康三の「無題(佐藤田鶴江像・銀花)」、1990(平成2)年に開催した「現代の版画1990」で松濤美術館賞を受賞した山口啓介さんの「水路―王の方舟」、2016(平成28)年に開催した「中島千波とおもちゃシリーズ」で展示した中島千波さんの「ポインセチアと兎」など。作品にはそれぞれ、過去に展示した展覧会名やその内容について説明をしたパネルを一緒に掲出している。

 会期中には学芸員によるギャラリートークも予定している。開館時間は9時~17時(入館は閉館30分前まで)。観覧無料。3月13日まで。月曜・2月24日・25日休館。

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