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タンポポの綿毛が舞うインスタレーション 宮下公園にネイキッド・村松亮太郎さんの作品

黄色いタンポポの花が咲き綿毛となって飛んでいくストーリーのインスタレーション

黄色いタンポポの花が咲き綿毛となって飛んでいくストーリーのインスタレーション

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 アーティスト村松亮太郎さん(ネイキッド社長)のインスタレーション作品「Dandelion(ダンデライオン)」が11月9日、渋谷区立宮下公園(渋谷区渋谷1)のサンドコートに登場した。

サンドコートに投影する花畑の映像

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 村松さんの新作アート「Breath/Bless Project」(ブレス ブレス プロジェクト)のメイン・インタレーションとなる同作品。シンガポールや東京タワーなど国内外で展示する同作品と連動するのが特徴。村松さんは同作品を「ネットワークのアート」と表現し、「(新型コロナウイルス感染症の影響を含め)分断が進み、離れ離れの中でも平和を願う気持ちは皆一緒なのでは。言葉のメッセージは無い、シンプルな花を咲かせる作品を通して、その思いを世界中の人が感じられるようにしたい」という思いを込めた。

 サンドコートには花畑の映像(10×12メートル)を投影し、中央にはタンポポの綿毛のオブジェを設置。インスタレーションが始まるとコート上にタンポポの花が咲き、綿毛となって飛んでいくストーリーの映像が流れる。ウェブサイトから専門マーカーをダウンロードし、オブジェにあるチョウチョの装飾部分のセンサーにマーカーをかざすとインスタレーションがスタート。同所でインスタレーションをスタートさせると、他の会場でも花が咲く映像が流れるようになっている。会場には、ウェブサイトにつながるQRコードを掲出する。

 作品は、この日スタートした「第12回渋谷芸術祭2020~SHIBUYA ART SCRAMBLE~」の出品作品となる。同祭期間中、同所のほかにも渋谷駅周辺の街なかに作品の展示をするなどしている。

 体験可能時間は日没(18時前後)~23時。今月15日まで。

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