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「渋谷芸術祭」開催迫る アート作品展示、ワークショップなど

「マツモトキヨシPart1店」の壁面に制作するシブヤ・アロープロジェクトの矢印サインのイメージ

「マツモトキヨシPart1店」の壁面に制作するシブヤ・アロープロジェクトの矢印サインのイメージ

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 「第12回渋谷芸術祭2020~SHIBUYA ART SCRAMBLE~」が11月9日、渋谷駅周辺を中心に始まる。

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 2009(平成21)年に始まり、今年で12回目を迎える同祭。今年は新たに「Culture Connect」をコンセプトに、人と人、過去と今など、さまざまなつながりが感じられるアート作品、プログラムなどを展開。今月7日に始まる都市フェスティバル「SHIBUYA INNOVATION WEEK SHIBUYA」とも連携する。

 災害時に帰宅困難者が一時的に退避できる「一時退避場所」を誘導する矢印をモチーフにした作品を街なかに設置する「シブヤ・アロープロジェクト」と一般社団法人CREAN&ARTは「マツモトキヨシPart1店」の壁面に新しいアート作品を作る。「渋谷をアートであふれる街に」をコンセプトにスタートする「Shibuya Legal Wall Project」は、第1弾をSHIBUYA TSUTAYAで行う。今回は、兄弟のストリートアーティストShartさんとBahkさんを起用し、作品を制作する(完成は11月を予定)。

 渋谷スクランブルスクエア内の共創施設「SHIBUYA QWS」や渋谷公園通りの複合コミュニティースペース「Laugh Out」などには、「渋谷の過去と今を」テーマに1990 年代の渋谷文化現象や街並みをモチーフに取り入れた、アートディレクター千原徹也さんの作品を展示。渋谷区立宮下公園のサンドコート内では、ネイキッドによるインタラクティブ作品「Dandelion」を展開。先駆けて渋谷駅西口仮設通路(しぶにしデッキ)では、BXMライダーやモデルなどで活動する福島滉平さんの作品展示が始まっている。

 折り紙を作ったアート制作や親子体操などのキッズプログラムはをオンラインで展開。駅周辺では期間中、LED光源がライン上に付いたブレードを高速回転させ光の残像で映像を表示するホログラムディスプレー「3D Phantom」を設置したトラックも運行する。

 今月15日まで。

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