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渋谷ヒカリエで「チームラボ」展 光に触れて音を奏でる双方向インスタレーションなど

手で触れるなどすると光の色が変化する「チームラボボール-奏でる球体」

手で触れるなどすると光の色が変化する「チームラボボール-奏でる球体」

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階のホールで7月28日、同館開業5周年記念企画「チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地」が始まった。

イベントの様子(動画ニュース)

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 デジタルアートを手掛けるチームラボ(文京区)の光と音のインスタレーション「チームラボジャングル」と、デジタル知育空間「未来の遊園地」を組み合わせた大規模展となる同企画。

 「チームラボジャングル」は、ホールA内に造った、壁4面と天井をセンサーや照明に囲まれた大規模な空間で展開する。手で触れるなどすると光の色が変化する「チームラボボール-奏でる球体」や、白色のライトで洞窟の中にいるかのような体験を生み出す「Light Cave」、空間に飛んでいるスポットライトの光に触れると音が鳴るインタラクティブな「Light Chords」、壁面に映し出される光の絵に触れると音が鳴り、絵が他方へ飛んでいく「奏でる儀式」などの演出を行う。

 親子向けの昼公演「キッズヌーン」(約50分、演出タイトルは14種類)と、大人向けの夜公演「アートナイト」(約1時間、同17種類)を用意し、昼公演では光の絵柄や音楽なども子ども向けに替わる。

 ホールBで展開する「学ぶ未来の遊園地」は、「協同的で創造的な人間になる」がテーマ。来場者らが塗った生き物などの絵を空間に映し出し、ほかの生き物を食べたり食べられたりする生態系をつくり出す「グラフィティネイチャー-山と谷」、フルーツとボールのアート映像を映し出した滑り台を滑ることでフルーツが育つ「すべって育てる! フルーツ畑」など、昼夜問わず6つの作品を用意する。壁面にキノコやツリーなどの積み木を付けると、映像で映し出す小人がさまざまなアクションを起こす「小人が住まう奏でる壁」は新作となる。

 猪子寿之社長は「チームラボジャングル」を「参加没入型の新しいミュージックフェスティバルを模索している(取り組み)」と説明。「巨大な光の線の集合体で作られた空間に体ごと没入しながら自分で音楽を奏でるなど、参加しながらアート的な体験を楽しみながら体そのもので世界を知覚してほしい」と呼び掛ける。「学ぶ未来の遊園地」については、「夜は大人にも滑り台も滑っていただければ」とも。

 開催時間は9時30分~22時(「チームラボジャングル」昼公演=平日=10時~17時30分、土曜・日曜・祝日=10時~16時10分、夜公演=同19時~21時30分、同=17時30分~21時30分)。両会場共通入場料は、昼公演=大人当日2,200円、小人当日1,200円ほか、夜公演=大人当日3,400円ほか。夜公演は中学生以下入場禁止。9月10日まで(休演日有り)。

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