スパイラルホール（港区南青山5）で6月25日から、芸能人やスポーツ選手など各界で活動する人たちのアート作品を紹介する「文化人・芸能人の多才な美術展」が開催される。

モデル押切もえさんの作品「HANA]

　福祉活動支援チャリティーとして1999年に始まった同展。2005年から文化財保護活動支援を目的としたチャリティーとして開き、2011年以降は、東日本大震災復興支援文化財レスキュー救済活動チャリティー企画として展開している。

　今年は93人が参加し、149点の作品を展示する。初参加となるのは16人で、4人組バンド「SEKAI NO OWARI（通称：セカオワ）」のボーカルFukase（フカセ）さんはメンバーのDJ LOVEさんの顔を描き、俳優・役所広司さんは中国・商の時代の漢字書体「亀甲獣骨文字」を使った書「歌」を書いた。お笑いコンビ「どぶろっく」の森慎太郎さんは自身を描いた水彩画を制作したほか、NYの写真家ヘンリー・グロスマンさんは一般に初公開となるビートルズや米女優メリル・ストリープさんなどの写真を出品する。

　ほかにも、安倍晋三内閣総理大臣、タレントや映画監督で活動する北野武さん、漫画家さいとう・たかをさん、戦場カメラマン渡部陽一さん、プロレスラー中邑真輔さん、モデル押切もえさんなどが出品する。

　初日の25日には、3階ホワイエでフカセさんを招いたトークショーを開く。開催時間は11時～11時30分、14時～14時30分。定員は各回先着150人。

　開催時間は11時～20時（最終日は15時まで）。入場料は1,000円（小学生以下無料）。今月29日まで。