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表参道にNY発下着「ハンキーパンキー」初専門店-カフェ&バー併設

1階「ハンキーパンキー」の店内。白を基調に部屋のような空間に仕上げた

1階「ハンキーパンキー」の店内。白を基調に部屋のような空間に仕上げた

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 表参道駅近くに6月13日、アメリカNY発アンダーウエア「Hanky Panky(ハンキーパンキー)」初の専門店(港区北青山3、TEL 03-3486-5220)がオープンした。経営は販売代理店のDoll Domination(同)。

20色以上を展開するカラフルな商品

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 1977年に、社長でクリーティブディレクターのゲイル・エプスタインさんとCEOのリダ・オルゼックさんが設立した同ブランド。当時大学教授をしていたオルゼックさんのためにエプスタインさんがハンカチからランジェリーをハンドメードしたことが始まり。ブランド名はその「hanky(=ハンカチ)」から命名した。アメリカをはじめ、イタリアやイギリスほか30カ国以上の百貨店やセレクトショップなどで展開している。

 日本では、フェラガモなどを展開するアオイ(中央区)が2007年から正規輸入代理店として取り扱いを開始。昨年秋から、宝飾品・アクセサリー・眼鏡、輸入卸販売を手掛けるピーアンドディートレーディング(渋谷区神宮前3)が同ブランドを引き継ぎ、セレクトショップなどに卸すとともに、百貨店などへ催事出店している。

 かねてNYのワールドトレードセンターに専門的を構えていたが、現在営業しているのは世界でも表参道の店舗のみ。店舗面積は24.84坪。商品の「色鮮やかさを前面に出したい」と、白を基調にシンプルな内装デザインでまとめた。クロゼットを模した什器やベッドを配置するなど「部屋」をイメージした空間に仕上げた。

 商品は「メード・インUSA」にこだわり生産。26色のベーシックカラーのバリエーションに加え、毎回シーズナルプリントを展開。ナイロンのストレッチレースや、クロッチ部分に「スーピマコットン」などを使い「柔らかさや伸縮性、履き心地の良さ」に注力している。同店では、特許を取っているショーツ「タンガ」(ベーシック=3,024円~、シーズナル=3,780円~)、ブラジャー(同=6,372円~、同=8,748円~)、キャミソール(同=7,776円~、同=9,612円~)など同ブランドの商品を「ほぼ全て」そろえる。今後、同店限定商品も扱う予定。

 かねて同ブランドが「好きだった」という同社社長の栗原千晶さん。「多くの女性に着用してほしい。上下で異なる色や柄の組み合わせも楽しめるので、洋服と同じように選んでいただければ」と来店を呼び掛け、「ランジェリーをヘルシーで健康的な印象にすることができれば。カップルなどでも来店いただけるオープンな店にしていきたい」と意欲を見せる。

 2階にはフレンチ・ベトナミーズ料理を提供するカフェ&バー「RUDE BOY(ルードボーイ)CAFE+BAR」(TEL 03-6427-4674)を併設。経営は栗原さんが社長を務めるRude Boy(同)。

 ダイニング「AWキッチン」などを手掛けるイートウォーク(目黒区東山1)の渡邉明社長が監修する同店。店舗面積は21.4坪。席数は26席を用意。店内は緑を取り入れるなどして、温かみやアジアの雰囲気を演出し、オーダーメードした椅子やテーブルを配置する。

 ランチ(11時30分~15時)には、「お野菜と鶏肉のフォー」「レッドカレー」「グリーンカレー」(以上1,080円)などを日替わりで提供。ティータイム(15時~17時)は、ハンキーパンキーのカラフルさをイメージしたクリームソーダ(972円)などのドリンクや、オーブンで焼いた薄い生地のパンケーキ「ダッチベイビーパンケーキ」(1,296円~1,566円)などのデザートのみの提供となる。

 ディナー(17時~)には、エビや野菜を、ターメリックを効かせた薄い生地で巻き、レタスやハーブとともに食べる「バインセオ」(1,080円)や、ベトナム風ビーフン焼きそば「ミーサオ」(1,080円)、エビやレモングラス、パクチーなどを巻く生春巻き(518円)などをラインアップする。客単価は、ランチ=1,500円ほど、ディナー=4,000円ほど。

 営業時間は、ハンキーパンキー=11時30分~20時、ルードボーイ=11時30分~翌3時。

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