渋谷・公園通りのケンタッキーが「次世代店舗」へ-新メニュー導入も

白やシルバーを基調に仕上げる外観のイメージ

白やシルバーを基調に仕上げる外観のイメージ

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 日本ケンタッキー・フライドチキン(渋谷区恵比寿南1)は5月19日から、「ケンタッキー・フライドチキン(以下KFC)渋谷公園通り店」(神南1、TEL 03-5456-7237)を「次世代店舗」の出店に向け改装に入る。

改装後の店内イメージ

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 既存店は子どもから年配まで、老若男女の来店があるというが、今回はターゲットを「若い女性層」に絞り込み、食事やカフェタイムなどに「気軽に利用いただける店舗として個食需要の獲得を狙う」という。

 同社広報室マネジャーの横川すめおさんは「今後も店舗展開を広げていくうえで、新しい試みがあった方が展開しやすいのではと考え、昨年から『次世代店舗』出店の話は出ていた」とし、「フライドチキンのみ(のメニュー)では2週間に1回くらいのご来店になる。メニューのバリエーションを増やすことで週1回ご来店いただけるようにしたい」と話す。

 同店は1985(昭和60)年4月、国内500店舗目としてオープン。マルイシティ渋谷1階・2階部分に位置する同店の隣には、4月25日「次世代デザイン店舗」としてリニューアルオープンした「マクドナルド渋谷丸井店」が出店している。「KFC渋谷公園通り店」の店舗面積は99平方メートルで、席数は80席を用意する。

 「出店する街に合わせたデザインにする」という「次世代店舗」。渋谷は「スタイリッシュな人が集まる」ことから、白とシルバーを基調にするほか、赤を「効果的」に配し「シャープなイメージ」に仕上げる。ファサードの看板にはLEDを使用、店舗内外のポップをデジタル化し、モニター表示にすることで印刷物の削減を図るなど「環境に配慮した」店舗にするほか、ユニホームも一新し「店舗デザインに合わせた」デザインするという。

 メニューは「オリジナルチキン」に加え、「次世代店舗オリジナル」メニューとして「新しいチキンの体験」をテーマに、「ローストチキン」「バーベキューチキン」などオーブンで焼く「ノンフライチキン」を用意。ほかにも、チキンと野菜を組み合わせたサイドメニュー、飲むデザート「Krushers(クラッシャース)」などのデザートやドリンクなどの商品をそろえる。

 横川さんは「(『次世代店舗』の出店は)当社創立40周年事業の一環でもあり、当社が50周年へ向け何をしていくかをお客さまへ示す活動でもあると考えている」と話す。

 同店の営業時間は8時~22時。リニューアルオープンは7月4日。

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