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表参道・原宿で「ごはんフェス」-マルシェや新米食べ比べなど

新米や加工食品などを販売するマルシェ(写真は昨年の様子)

新米や加工食品などを販売するマルシェ(写真は昨年の様子)

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 表参道・原宿エリアの4店舗で10月25日・26日、「第2回表参道ごはんフェス」が開催される。

ご飯に関するワークショップも開く

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 トータルフードプロデューサーで東京農業大学非常勤講師の平井巧(さとし)さんが、精米店店主やクリエーターと有志で結成した実行委員会が主催する同フェス。米離れから米の消費が減り、コメ農家や米穀店には「厳しい時代になってきている」上、TPPや生産者の減少などコメに関する課題は「多くある」という。そうした課題を考えるには「まずは自分たち生活者がもっと『コメに興味を持つこと』が必要」という思いから企画した。

 原宿や渋谷神宮前エリアの渋谷川沿いは、江戸時代には「穏田」と呼ばれ水車による精米・製粉を行う田園地帯だった。そうした歴史的背景や情報発信地であることから同エリアを開催地に選んだ。年に2回、田植えと稲刈りの時期に開催するイベントとして、今年4月に初開催した。

 期間中THE TERMINAL(渋谷区神宮前 3)内に開くマルシェ「OKOME de MISE」では、飛騨産いのちの壱「銀の朏(みかづき)」(1キロ1,800円)や、佐渡のコシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」(5キロ3,400円、価格はいずれも予価)などの新米や加工食品、総菜を選べる「東南亜細亜弁当」(2種700円、3種900円)などを販売する。

 体験企画では、コメや麦、アワなどの穀物でのリース作り(参加費5,000円)、わら納豆作り、自分で握った塩にぎりを表参道で食べる「『表参道おにぎり』ラボ」(以上各2,500円)などのワークショップ、各地の新米や郷土料理を食べる新米駅伝「~日本縦断おかわりリレー~」(4,000円)などを実施する。

 平井さんは「気軽に来場いただき、ご飯を食べ比べたり農家の方と会話をしたり、買い物をしたりしてもらえたら。今年の新米を楽しめるのは今しかない。せっかくの機会なので、全国から集まる新米を存分に体験していただけたら」と来場を呼び掛ける。

 マルシェの営業時間は11時~17時。入場無料。

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