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中目黒に写真専門ギャラリー「ポエティック スケープ」-若手作家中心に

現在は熊谷聖司さんが、東日本大震災から1カ月後に都内で撮影した春の写真を展示している

現在は熊谷聖司さんが、東日本大震災から1カ月後に都内で撮影した春の写真を展示している

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 中目黒に12月16日、写真専門ギャラリー「POETIC SCAPE(ポエティック スケープ)」(目黒区中目黒4、TEL 03-03-6479-6927)がオープンした。

プリント作品などの購入、 写真の額装がオーダーできるストア

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 2007年、「アートとしての写真作品をもっと身近にすること」を目的にアートフォトレーベル「Photta-lot(フォッタロット)」を立ち上げた柿島貴志さん。ウェブでの写真作品の販売や家具店とのコラボレーション写真展など、写真作品の販売におけるさまざまな試みを行ってきた経験を反映させたスペースを作りたいと開廊した。「写真作品をコレクションする文化を日本に定着させたい」と、写真専門のギャラリーにしたという。

 「感度の高い若い世代」に向け写真作品を提案していきたい」という思いと、「ちゃんとした写真作品は決して安いものではない」ことから、「親しみやすくも適度な高級感が漂う」中目黒を選んだ。ギャラリー名は「詩的な」を意味するpoeticと、「風景」を意味するlandscapeのscapeを合わせた造語で、写真家たちが見ている「形のない眺めを伝えていきたい」という思いから名付けた。

 ギャラリー面積は約40平方メートル。「緩急を付けた見せ方」ができるスペースで、ギャラリー奥にはプリント作品や写真集の購入、 写真の額装がオーダーできるストアを併設。ストアスペースには英国や北欧のビンテージ家具を配し、「落ち着いた雰囲気」を演出する。

 ストアでは写真家・尾黒久美さん、鈴木全太さんなどのプリント作品(約1万円~)、ギャラリーで取り扱う写真家やベルギーの出版社から直輸入した写真集(1,500円~)などを販売するほか、作品の特徴や飾る環境、予算に合わせた額装(予約制、3,000円程度~)を行う。

 ギャラリーでは現在、熊谷聖司さんの個展「Spring, 2011」を開催。東日本大震災から1カ月後に都内で撮影した春の写真で、昨年11月に出版した同名写真集に収録された作品を中心に16点(3万1,500円~26万4,000円)を展示している。作品の売り上げの一部は、東日本大震災被災者支援のため寄付する。

 「物故作家は取り扱わず、現在活躍している若手作家、作品に魅力があれば無名の新人写真家でも作品を展示していきたい。今までアートとしての写真作品に興味がなかった方にも気軽に来てもらえるような、敷居は低いが志が高いギャラリーを目指す」と柿島さん。

 開館時間は12時~19時。入場無料。月曜・日曜休廊。「Spring, 2011」は2月4日まで。

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