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原宿に巻きずし専門店 グローバルダイニング、「権八」新ブランド

中央に360度のカウンターを配置する店内

中央に360度のカウンターを配置する店内

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 原宿駅近くに5月30日、巻きずし専門店「権八 NORI-TEMAKI原宿」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5962-7995)がオープンした。経営はグローバルダイニング(港区南青山7)。

提供する巻きずし

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 同社が2001年から展開する和食レストラン「権八」の新ブランドとなる同店。「のりに特化したブランド」を考える中、南米などで「ポピュラーになりつつある」巻きずしに着目。「モダンデザインと日本文化の融合」をコンセプトに、「海外視点で見た日本」を表現したという。

 1号店となる原宿店は半地下に位置し、店舗面積は約100平方メートル。席数はカウンター席で30席を用意。店内中央には360度のカウンターを配置し、どの席からもすしを巻いている様子を見ることができるようにした。床には古材を使っているほか、店舗奥には建具(たてぐ)を組み合わせて「日本文化」を表現した壁を作った。

 のりは1854年創業の老舗「丸山海苔(のり)店」(中央区)の、青さが混ざった有明産「こんとび」を採用し、シャリには米カリフォルニア産「カルローズ」を使う。ベジタリアン・ビーガン、糖質制限をしている人など向けに、米の代わりにカリフラワーをベースにアボカドのペーストをつなぎに使う「カリフラワーライス」(追加50円)も用意する。シャリとネタの間にはサラダ菜を挟むことで、のりの食感を感じられるように工夫する。

 職人が注文を受けてから巻く「巻きたて」を提供する巻きずしは、うに(1,080円)やいくら(648円)、「長芋めんたい」、梅のペーストや細切りにしたキュウリなどを巻く「梅きゅう」(以上各378円)など10種類を展開。赤だしのみそ汁(324円)、静岡・掛川産煎茶(324円)などのドリンクもそろえる。客単価は2,000円前後。今後テークアウトも始める予定。

 営業時間は11時~22時。

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