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クジラ肉料理を提供するフードフェス「恵比寿鯨祭」 カレーやユッケ、焼カツなど

参加店舗で提供されるクジラ肉料理の一部

参加店舗で提供されるクジラ肉料理の一部

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 恵比寿エリアで10月18日、クジラ肉を使ったメニューを提供するフードフェスタ「恵比寿鯨祭(げいさい)」が始まる。主催は、恵比寿エリアの地域住民や働く人たちが発足した実行委員会。

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 「住民が一体となって楽しめる祭りを作りたい」との思いから2013年に初開催した同イベント。クジラは、同エリアの地名「恵比寿」と同名の七福神の一柱・漁業の神「恵比寿様」と同一視され、各地で「えびす」と呼ばれていた背景から、クジラを使ったメニューを提供し地域活性化を図る同祭を計画した。

 今年は12店舗が参加。店舗とメニュー例は、タイ料理店「タイ屋台ラオラオ」(恵比寿4)=軽く揚げたクジラ肉とパクチーをナンプラーベースのたれで和え、もち米を砕いていった「カオクア」をアクセントに加える「クジラパクチー」(790円)、カレーで知られる「吉柳文化倶楽部」(恵比寿南2)=20種類以上のスパイスやクジラをイメージしたイカスミなどで作るルーに、五香粉とオリジナルガラムマサラで軽くマリネして揚げるクジラの赤身肉をトッピングするカレー(900円)など。

 そのほか、鉄板焼き店「たこえびす」(恵比寿1)=薄く切るクジラ肉ニ卵とパン粉を付け鉄板でレアに焼く「クジラの焼きカツ」(600円)、「魚Bar一歩」(恵比寿1)=特製みそを軽くもみ込むクジラ肉のステーキ(950円)、大衆居酒屋「だるまてんぐ」(恵比寿1、恵比寿横丁内=クジラの赤身肉をサンショウ・ショウガ・コショウでマリネして表面を軽く炙(あぶ)る「クジラのスパイスたたき」(780円)などもラインアップする。

 今回は捕鯨地域の自治体6都府県7都市ともコラボレーションし、各地域の産品を使った料理なども用意する。

 営業時間は店舗により異なる。今月22日まで。

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