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中目黒に「ステーキ&カフェ ケネディ宇宙センター」-試験的位置付けの店に

新メニューを提供するほか、店内の内装やスタッフのユニホームも既存店と変えている

新メニューを提供するほか、店内の内装やスタッフのユニホームも既存店と変えている

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 中目黒・山手通り沿いに7月7日、「ステーキ&カフェ ケネディ 宇宙センター」(目黒区青葉台1、TEL 03-3791-2290)がオープンした。経営はステークス(中目黒3)。

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 1998年の創業以来、東京都内に「ステーキ&カフェ ケネディ」出店を続けている同社。中目黒エリア2店舗目、直営28店舗目となる同店は、最後の飛行に旅立ったスペースシャトルの話題から「耳に残っていた」という「宇宙センター」を、「店名だけで面白い。覚えていただければ」と名付けた。メニューやサービスなどを試験的に行う店舗として位置付け、制服も新たにハットや蝶ネクタイなどを取り入れた。

 路面で30坪(40席)ほどの物件に出店を進めてきた同社。初の2階に出店した同店の店舗面積は40坪で、席数は70席を用意。これまでは、メニューを低価格で提供するため既存店はシンプルな店づくりを行ってきたが、今回ファサードに肉の写真を掲出。固定のテーブル・椅子の店舗が多い中、可動式のテーブルや椅子を置くほか、店内にはモニター9台も設置した。

 ランチには、数年前まで既存店で提供しており、今年5月から数店舗で復刻提供しているという「サービスシチュー」(330円)のほか、「サーロインステーキ」(150グラム=600円、200グラム=800円)や「デミグラスハンバーグ&サーロインステーキ」(750円)などを提供。いずれもライス付き(大盛りは追加50円)で、コーンスープやレタスサラダなどサイドメニューを150円追加でオーダーできる。

 ディナーはオーストラリア産本格穀物飼育牛を使った「特選サーロインステーキ」(200グラム2,000円)や「国産牛サーロインステーキ」(180グラム=3,360円、250グラム=4,620円)、オーストラリア産放牧飼育牛の「ビックサーロインステーキ」(300グラム2,079円)などの既存メニューに加え、「国産牛サーロインステーキ」にシソバター、ポン酢などを付けた「和風サーロインステーキ」(180グラム3,675円)など本来トッピングメニューとして提供している食材などを合わせ、アレンジし提供するメニューもを取り入れた。

 既存店では418円均一で提供している前菜・サラダは、「3種のチーズとひとくちナン」(523円)や、同店から取り入れたフランス生まれの「フラムクーヘン」を使った「カトリンのフラムクーヘンで、いろいろおつまみ」(628円)、ブーケレタスを使った「ブーケレタスのチョレギサラダ」(418円)、「生ハムとブーケレタスのサラダ」(523円)など、新たな食材を取り入れたメニューなども提供。アルコールでは、イタリアやフランス、チリなどのオーガニックワイン(各種2,499円)を新たにそろえた。客単価は、ランチ=900円前後、ディナー=2,300円。各種新メニューは8月以降既存店でも提供していく予定。

 オープン後は30代を中心に来店があり、来店客からは「あのケネディと一緒なの」という声などがあるという。「既存店含め『楽しかったよ』と言っていただき、また来店いただける店づくりを行っていきたい。カフェとしての機能もあるので、ケネディで食べながら遊んでいただければ」と中路優理社長。

 営業時間は、ランチ=11時30分~17時、ディナー=18時~翌4時(土曜・日曜・祝日は17時~)。同店を含む全店で8月末まで、小学生以下に限り「キッズパラダイスプレート」(819円)を無料で提供している。

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