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渋谷区内各所で「おとなりサンデー」 恵比寿ガーデンプレイスで開会宣言

恵比寿ガーデンプレイス・時計広場で開会宣言する長谷部健健渋谷区長と渋谷区のデジタル地域通貨「ハチペイ」の公式キャラクター「SHIBUYA●HACHI」(●はハート)

恵比寿ガーデンプレイス・時計広場で開会宣言する長谷部健健渋谷区長と渋谷区のデジタル地域通貨「ハチペイ」の公式キャラクター「SHIBUYA●HACHI」(●はハート)

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 「おとなりさんと知り合いになろう!」と渋谷区が2017(平成29)年度に始めた取り組み「渋谷おとなりサンデー」が6月4日、区内で開催された。

サンロッカーガールズによるチア・パフォーマンス

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 「渋谷おとなりサンデー」は仏パリの「隣人祭り」をヒントに企画。地域コミュニティーの活性化などを目的に、6月の第1日曜を「渋谷おとなりサンデーの日」とし、区内各所の地域コミュニティーなどが企画したさまざまな交流イベントを同日開催。さらに6月の1カ月を「地域交流・地域活動の強化月間」とすることを目指している。

 今年のテーマは「おとなりさんと、育てよう。」。当日、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)の時計広場で開会宣言が行われた。あいさつに立った長谷部健渋谷区長は「コロナ禍が開けてきて(今年は)本格的な『おとなりサンデー』。これを機に近所の人と顔見知りを増やしてほしい。災害など、いざという時に近所に顔見知りがいることは心強く、地域コミュニティーの核にもなる。楽しい仲間、顔見知りを渋谷で増やしてもらえれば」と呼びかけ、開会宣言を行った。

 関係者のあいさつに続いて、「サンロッカーガールズ」がチア・パフォーマンを披露。その後、昨年9月にリニューアルオープンした「渋谷区立恵比寿南一公園」(恵比寿南1)に場所を移して、長谷部区長らが同園を改めて紹介した。公募設置管理制度「Park-PFI」を、北谷公園に続き区内2カ所目として導入した同園。園内中央には施設の建設で発生した既存土を再利用して起伏を作り、土がベースの空間になっており、「プレーリーダー」も常駐する。同園では当日、木の端材を使った木工体験などが行われた。

 恵比寿ガーデンプレイスでは、サッポロ広場で「傘・ビニールバッグペイント/うちわ作り」「おすすめ子育てスポット情報交換コーナー」などが、東京都写真美術館内で手作りアニメーション体験などのイベントを中心に開催。恵比寿「景丘の家」では「かまどご飯でおにぎり作り」が行われた。

 渋谷駅周辺では、渋谷ヒカリエ4階のラジ公スタジオで「渋谷のラジオ」が「渋谷とつながる案内所」を運営したほか、渋谷キャストで段ボールのワークショップ、大縄跳びなどを実施。3人制プロバスケットボールチーム「TOKYO DIME」は渋谷区立勤労福祉会館で所属選手のエキシビションマッチや小学生を対象としたクリニックなどを開いた。

 初台・幡ヶ谷エリアでは芋煮会や自宅で育てた植物の種の交換会、街歩きスタンプラリー、ミニコンサート、花の植え替えや設置、阿波踊りのパフォーマンスなどを展開。千駄ヶ谷では子ども向けのたこ焼き作り体験や、輪投げ・ジェンガ・けん玉などの「今昔遊びスタンプラリー」、カレーの無料提供などが行われた。

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