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仏スーツケースブランド「デルセー」、渋谷にアジア初コンセプトストア

店舗外観(イメージ)

店舗外観(イメージ)

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 仏スーツケースブランド「DELSEY(デルセー) PARIS」のアジア初となるコンセプトストア「DELSEY LAB(デルセーラボ)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5427-5519)が4月29日、渋谷・キャットストリートにオープンする。

飛行機内に内装の着想を得た2階(イメージ)

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 1946年創業のデルセーは、110カ国以上、6000以上の実店舗とECで商品を販売。スーツケース市場で世界2位のシェアを占め、バックパック市場にも参入している。昨年は米国で純売上高が前年比の約3倍、世界でも純売上高がコロナ禍前の水準を超え売り上げが回復。アジアでの位置付けも強化し、昨年は収益1,500万ユーロを上げた。

 新コンセプトストアは、アジア地域での旅行需要の高まりを受け、日本の若い世代やアジアからの旅行者をターゲットに、「ファンタジーな空間」で同ブランドをアピールする狙い。店内では旅に関する仕掛けやインスタレーションを展開。1階は、アーティストや他社とのコラボレーションを展開するための「実験室」としてギャラリーを開設し、2階には飛行機内を模した壁をしつらえ、「窓」にはデジタルアートを映し出す。両フロアのフロントの壁面には、同ブランドのロゴマーク「ライジングサン」をモチーフにしたサインがくりぬかれ、「キャットストリート」の由来にもなっている「猫」が現れるという。

 取扱商品は、同店限定モデルとなる黄色いスーツケース「TOKYO」(55センチ=9万3,280 円、73センチ=10万8,680円)をはじめ、定番の「ランパート」「カラット」コレクションからは、クロムカラーが初登場。トラベルアクセサリーも多く扱う。バックパック「テュレンヌ」なども取りそろえる。

 1階ギャラリーでは、オープニング企画として日本人アーティストBEYさんのエキシビションを開催。「WA(和)」文化と米ポップカルチャーから着想を得たカラフルなイラストレーション作品などで知られるBEYさんが「和×世界旅行」をイメージした作品を制作。トリコロールを背景に、世界の名所とデルセーのデザインをちりばめた花札を描き、壁、床一面と、天上のパネルに作品を掲出する。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。

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