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渋谷でZ世代発寄席イベント 出ばやしはDJ、モクテルバーなども

Z世代のクリエーターたちが新しい寄席の形を提案する

Z世代のクリエーターたちが新しい寄席の形を提案する

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 Z世代のクリエーターが新しい寄席の形を提案する実験的イベント「YOSE #01 byZ落語-東京」が12月19日・20日、渋谷のオープンイノベーション拠点「100BANCH(ヒャクバンチ)」(渋谷区渋谷3)で開催される。

シルクスクリーンで作るオリジナルアパレル

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 主催は同所で11月から活動しているクリエーティブチーム「Z落語」。Z世代(1990年代中盤~2000年代以降に生まれた世代)のメンバーで構成する同チームは、かつて「町内で集会所のような役割を担っていた」寄席小屋を再構築し、落語を起点とした新たなコミュニケーションが生まれる空間としてデザインすることを目指している。

 初のオフラインイベントとなる今回。従来の落語の舞台に加え、舞台の書をネオンサインにするほか、DJブースやモクテルバー、アパレルショップなど「世代観に根差した多様なバックボーン」を取り入れ、落語や寄席文化に古典的・伝統的なイメージを持っている人たちに向け、「イメージが大きく変わる(寄席)体験」の提案を図る。

 DJは現代の人々が集まる場としてクラブカルチャーとの融合を表現するほか、寄席で落語の前後に流れる出ばやしの役割を担い、イベントではDJによるパフォーマンスと落語を順に展開する。高座には同チームのメンバーである桂枝之進さん(落語二席)が上がり、betiさん、WAKONさんらがDJパフォーマンスを行う。

 モクテルバーでは、同チームのビジュアルカラーという赤と青のグラデーションのバタフライピーティーにレモンシロップを入れるモクテル、日本茶にフルーツシロップを入れるモクテルなど、来場客がシロップを入れて色を変えることで完成する体験型のモクテルを提供。アパレルショップでは、シルクスクリーン印刷で作るオリジナルの商品を販売する。

 会場では、入場時の検温、消毒、マスクの着用、事前に緊急連絡先の提出をお願いするほか、収容可能人数の約3分の1の定員にするなど新型コロナウイルス感染症対策を行う。

 開催時間は、19日=18時30分~21時30分、20日=16時~19時。入場料は、前売り=2,500円、当日=2,500円。定員は各日35人。

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