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渋谷の実験拠点「100BANCH」、複合イベント「ナナナナ祭」開催迫る

各プログラムで参加者に配送する実験キットなどを用意している

各プログラムで参加者に配送する実験キットなどを用意している

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 JR渋谷駅新南口近くの渋谷川沿いにあるオープンイノベーション拠点「100BANCH(ヒャクバンチ)」(渋谷区渋谷3)の複合イベント「ナナナナ祭」が7月7日、始まる。

 パナソニック(大阪府門真市)の創業100周年記念事業の一環として2018(平成30)年にオープンした同所は、同社がロフトワーク(道玄坂1)、カフェ・カンパニー(神宮前5)と共同運営している。

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 「次の100年を築く実験区」をコンセプトに、35歳未満の代表者のプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム「Garage Program」を展開。公募しさまざまなジャンルのメンターにより採択されたプロジェクト実践者に同施設内を3カ月、主要拠点として貸し出している。これまで178のプロジェクト(748人)を支援し、28のプログラムが入居後に起業するなどしてきた。

 ナナナナ祭は2017(平成29)年7月7日にオープンした同所の周年記念イベントとして毎年開催している文化祭イベント。これまで同所のアクセラレーションプログラムに参加したプロジェクトの発表の場として各プロジェクト取り組みを公開している。

 例年、同所を会場にリアルイベントとしている同祭。今年も2月末には参加プロジェクトやタイムスケジュールなども決まっていが、新型コロナウイルスの影響を受け3月に方向転換。実験キットを参加者に送りオンラインでつながりながら体験してもらうことで「体験して五感で未来を感じてほしいという思いを実現できる」と、配信と配達を掛け合わせた新しい形を採用した。

 期間中は31プログラムがイベントを開催。マウスピース矯正「hanaravi矯正」を運営する医療テックのスタートアップDRIPSは、歯形取りキットで歯形を取る体験と歯並びに合わせた歯のメンテナンスのコーチングを展開(定員は各回30人、参加無料)。ヒーターや振動子などが入った抱き枕「aisoff」を使う「つながる抱き枕で、おやすみ会」(同20人、参加費は1,000円)は、離れた人と眠る前の時間を共有するプロジェクト。インターネットのつながった環境で抱き枕の電源を入れると同じ抱き枕を持った相手とペアリングされ、抱き枕は人肌のように温かくなり鼓動をイメージした振動が起きるようになる。(今回はイベント参加者をランダムでペアリングする)。

 このほか、渋谷川を中心に時代ごとの渋谷の変遷をオンラインでたどる「昔の渋谷川へTimeTravel」(各回30人、同3,000円)、指紋認証が付いたデバイスに触れると体験者の鼓動に合わせてライトが光るアート作品「kodou」(同100人、同3,000円)、表情などでコミュニケーションを取る異言語脱出ゲーム「リモートDEお化け退治大作戦」(同18人、同1人2,500円ほか)、小学生向けのオンライン宇宙教室「スペース・キッズ・スクール」(同10人、3,000円)などもラインアップする。

 すでに予約を受け付けているが、都内だけでなく北海道や鹿児島、沖縄など各地から参加の申し込みがあるという。100BANCHオーガナイザーの則武里恵さん(パナソニック)は「これまでリアルなイベントの楽しさ、面白さ、力強さなどを意識してやっていたが、オンラインにしたことで絶対にリーチできなかった遠方の方に届けられるのはうれしく、こういう可能性があったのは改めて気が付いた」と話す。

 プログラムは事前申し込み制で、現在ウェブサイトで申し込みを受け付けている。ナナナナ祭は8月7日まで。

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