渋谷で鹿児島発「おはら祭」開催迫る 踊り手2400人参加へ

道玄坂などを踊り手たちが練り歩く(写真は昨年開催時の様子)

道玄坂などを踊り手たちが練り歩く(写真は昨年開催時の様子)

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 道玄坂や文化村通りなど渋谷エリアで5月21日、「第20回 渋谷・鹿児島おはら祭」が開催される。

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 「おはら祭り」は1949(昭和24)年、鹿児島県鹿児島市施行60周年を記念して始まった祭りで、毎年11月に踊り手たちが民謡に合わせ踊りながら市内の目抜き通りを練り歩くもの。

 「渋谷・鹿児島おはら祭」は、小倉基・元渋谷区長が鹿児島県出身だったことをきっかけに1998年に初開催。渋谷と鹿児島は、鹿児島出身の連合艦隊司令官・東郷平八郎を祭る東郷神社が渋谷に建立されているほか、初代・ハチ公像を作った彫刻家・安藤照が鹿児島出身であるなど、ゆかりがある。

 今年は「踊り連」64組、計約2400人の踊り手が参加し、「おはら節」「渋谷音頭」「ハンヤ節」の3曲に合わせて躍りパフォーマンスを繰り広げる。若者の躍りや太鼓演奏などのパフォーマンスも行うほか、来街者も自由に参加できる「飛び入り連」も用意する。

 併せて、今月20日・21日には東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2)前ではさつま揚げや「かるかん」、茶、焼酎などを販売する「さつまの物産展」を開催。同所とハチ公前広場で行う観光案内には「薩摩観光維新隊」も登場予定。

 踊りパレードの開催時間は12時50分~16時10分。小雨決行。

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