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渋谷で障がい者スポーツ応援イベント「スポーツ・オブ・ハート」 車いすバスケ体験なども

スポーツ体験プログラムや音楽ライブ、ファッションショーなどを展開する(写真は昨年開催時の様子)

スポーツ体験プログラムや音楽ライブ、ファッションショーなどを展開する(写真は昨年開催時の様子)

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 国立代々木競技場第一体育館などで10月15日・16 日、スポーツと文化のコラボレーションイベント「SPORTS of HEART2016」が開催される。主催は一般財団法人スポーツオブハート(渋谷区南平台町)。

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 パラリンピアンの呼び掛けで2012年に始まった同イベント。障がい者と健常者の枠を超えて共に生きる社会の実現を目指す「ノーマライゼーション」の提案・発信を図る。スポーツと文化を融合したコンテンツを展開し、障がい者アスリート・アーティストの「すごさ・魅力」を発信することで、社会的な知名度の向上を目指す。昨年は2日で約3万人が来場したという。

 4回目を迎える今回は区と共催で開き、区立小学校を会場にしたり区内の子どもたちに参加を呼び掛けたりすることで、ムーブメントの輪が広がり障がい者スポーツやノーマライゼーションへの理解が深まるきっかけとなることを目指す。

 オープニングセレモニーでは、能楽師の大倉正之助さん、盲目のギタリスト・田川ヒロアキさんらの演奏や、障がい者アスリートがモデルとして登場するファッションショー、歌手のMay J.さん、女性ボーカルグループLittle Glee Monsterなどがライブを行う。

 メインプログラムは今年初開催となる、車いすランナーや盲目のアスリート、文化人やアーティスト、一般の成人・小学生、LGBTランナーなどでチームを構成し一緒に走る「ノーマライズ駅伝」。一部コース沿いに観戦エリアを設けるほか、代々木公園・イベント広場の屋外ステージには大型ビジョンを設置しライブビューイングできるようにする。

 イベント広場では、ボルダリングやビームライフル体験、ストラックアウトなどのアトラクションを用意したり、子どもたちだけで行うフリーマーケットを開いたり、障がい者アーティストの作品展示やライブペインティングも行う。屋外ステージでは、アイドルのライブやトークショーなども展開する予定。

 フットサルコートや神南小学校などで行うスポーツ体験プログラムでは、高橋尚子さんと車いすランナーによる「かけっこ教室」や、車いすバスケ選手によるミニゲームやデモンストレーション、体験教室、車いすテニス教室、元プロ野球選手による野球教室などを用意する。

 開催時間は10時~21時。入場無料(一部有料エリア有り)。

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