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米在住アーティストが日本初の個展-独自の感性で描く「ヒーロー像」
(2008年07月03日)
恵比寿のギャラリー「POINT」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-5428-5179)は7月4日より、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、倉田裕さんの日本初の個展「ヒロイック」を開催する。
1980年大阪府生まれの倉田さんは、東京やシカゴで育った後、2003年にブルックリンで絵画の創作活動を始める。その傍ら、現地で絵画作品を修復する仕事にも就いた倉田さんは「破損部分を同じ色調で埋める作業を通じて絵画のさまざまな技術や知識を学んだ」と語る。
これまでヨーロッパでも展覧会を開き、昨年はパリ・オルリー空港内の壁面にも作品を展示。今年4月秋葉原で行われた現代アートフェア「101TOKYO」では、海外のキュレーターやコレクターから高い評価を受けた。
作品は、日本とアメリカの言葉や宗教、文化の違いを倉田さん独特の感性でシニカルに表現したもの。米国生活中「勇気をもらった」(倉田さん)という野球のエースなどのヒーロー像を描きたいとの思いから、倉田さんの作品のテーマは一貫して「野球選手」。そこに、影響を受けた日本の漫画や仏教画、キリスト教などの要素も織り交ぜる。
日本初の個展となる同展では、「ヒロイック=英雄的」をテーマに昨年から今年にかけてブルックリンで制作した未発表作品26点を展示する。色彩豊かな作品はアクリル、オイル、インクを混ぜて制作し、絵画を修復する仕事で身につけた色の配合技術なども生かした。
開催時間は12時~20時。入場無料。7月26日まで。
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