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上原中学校でハワイのシルク・ドゥ・ソレイユ公演「アウアナ」の特別授業

「アウアナ」のスケートデュオによるパフォーマンス

「アウアナ」のスケートデュオによるパフォーマンス

 ハワイのシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「アウアナ」のメンバーが5月28日、上原中学校(渋谷区上原3)で特別授業を行った。

パフォーマーからフラのハンドモーションを習う生徒たち

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 渋谷区とハワイ州ホノルル市が2024年に姉妹都市提携協定を締結したことをきっかけに行っている取り組み。アウアナのメンバーが今月30日・31日に恵比寿ガーデンプレイス(恵比寿4)で開かれるアロハフェス「ALOHA TOKYO」への出演に向けて来日しているのに合わせて行った。

 全校生徒約330人が参加した授業はまず、「アロハ」とハワイ語であいさつしてスタート。冒頭は広報担当者が、1959年にアメリカの50番目の州となったことや、132の島々で構成されていることなどを解説。「A」には思いやりや優しさなど、「ALOHA」の各アルファベットに意味が込められていることも伝えた。

 ハワイ語で「さまよう」「新しい旅に出る」という意味のアウアナは、ワイキキのシアターで週に5日上演。「ハワイのカルチャーを全面に打ち出している」と言い、ポリネシアからハワイへの航海を空中ブランコなどで表現するオープニング「ホロ・モアナ」、バランス技でサーフィン文化を表現する「ナル」、火山の女神・ペレの伝説から着想を得た回転する巨大な車輪を使うパフォーマンス「ファイア&ヴォルケーノ」など8つのショーで構成。

 この日はその中から、ハワイに自生する植物であり神話の悲恋を題材にしたスケートパフォーマンス「ナウパカ」を披露。男女ペアのスケーターが、スピンしながらアクロバティックなポーズやリフトなどを見せた。「ドキドキハラハラした」と生徒が息をのむ様子が見られたほか、技が決まるごとに拍手が送られ、間近で見られたことに対する感動や、遠心力に負けない体幹の強さに対する驚きの声が聞かれた。

 その後、パフォーマンスでもフラを披露したパフォーマーのタウアリイ・ナハレアーマラマさんと、アラアナ・セノさんがフラ教室を開いた。基本姿勢や左右のステップ、波や風、花、アロハのハンドモーションを、生徒たちと一緒に踊りながら教えた。3年生の生徒たちは「体の使い方が新鮮だった」「手と足を一緒に動かすのが難しい」などと振り返った。

 生徒たちからは、フラパフォーマーの「登場した時の雰囲気」や動きの滑 らかさ、「歴史をパフォーマンスで伝える」という点にも驚きの声が上 がった。ナハレアーマラマさんは「(秘訣は)とにかく練習すること」に加え、「物語を伝えることを表しているので、それを理解すれば自然に出てくる」と話した。4歳からフラをしているセノさんは、「ダンスへの愛と練習から来 ている。物語を伝える、内に秘めていることを表現するのが大事」とも。

 加納一好校長は、「日頃得ることのできない経験をしてほしい。ハワイに行くことも、シルク・ドゥ・ソレイユを見に行くこともあまりできないので、とても貴重な機会になる」と 、特別授業実施校に立候補。区は4月に、区立中学校の「特色づくりプロジェクト」を始動。来年度から各校で設定したテーマに合わせた教育を取り入れて いく。同校は「アート・デザイン」をテーマにしていることから「(アウアナは)ハワイをアートしたものだと感じている。思いをどう形にしていくかという授業だった」と話した。

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