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渋谷・円山町で「CO2東京上映展」-大阪市が助成した3作品上映

「絶対の愛」を貫く韓国人女性を描いたメロ・ノワール「蒼白者 A Pale woman」(常本琢招監督)より

「絶対の愛」を貫く韓国人女性を描いたメロ・ノワール「蒼白者 A Pale woman」(常本琢招監督)より

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 渋谷・円山町にあるシネマ・マルチプレックス「KINOHAUS(キノハウス)」2階の劇場「オーディトリウム渋谷」(渋谷区円山町、TEL 03-6809-0538)で5月11日から、「CO2東京上映展」が開催される。

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 大阪市の映像文化振興事業としてスタートした「CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)」は、全国から映画の企画を募集し、審査・面談を経て選出した作品製作を助成するもの。昨年度までに「舟を編む」などを手掛けた石井裕也監督など40人を助成しており、ベルリン国際映画祭で「子ども審査員特別賞」を受賞した今泉かおり監督「聴こえてる、ふりをしただけ」も助成の対象となった。

 今回上映するのは、昨年発表された第8回作品。6月8日の劇場公開に先駆けプレミア上映となる、「絶対の愛」を貫く韓国人女性を描いたメロ・ノワール「蒼白者 A Pale woman」(常本琢招監督)、父親と2人暮らしの中学生・桜井育美(祷キララさん)が、死んだ母親の過去を知っていく「Dressing UP」(安川有果監督)、「現代のどうしようもない若者」の現実を描いた「治療休暇」(梅澤和寛監督)の3作品。いずれも大阪で撮影された。

 上映期間中、連日トークイベントを企画。各作品の監督や、「蒼白者 A pale woman」でヒロイン・キムを演じた韓国のキム・コッビさん、山下敦弘監督、「ハイパーメディアフリーター」黒田勇樹さんらが登壇を予定する。

 鑑賞料は、一般=1,500円、学生=1,300円、シニア=1,200円ほか。今月17日まで。

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