ストリートバスケリーグ「フーパーズ」、渋谷で開幕戦-DJなどで演出も

「フーパーズ」の前哨戦となったストリートボールイベント「MAN ON FIRE」(昨年12月)の様子

「フーパーズ」の前哨戦となったストリートボールイベント「MAN ON FIRE」(昨年12月)の様子

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 SHIBUYA-AX(渋谷区神南2)で5月3日、エンターテインメントバスケットリーグ「HOOPERS(フーパーズ)」の開幕戦が行われる。主催はホームページ制作や広告代理業などを手掛けるブーマー(神宮前6)。

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 「日本のバスケを盛り上げること」を目的に展開する同イベントは、代々木公園で開催されている複合バスケットボールイベント「ALLDAY」(改修工事に伴い現在休止中)を手掛けるNPO法人「コンポジション」(道玄坂2)専務理事の秋葉直之さんが2005年に立ち上げた「LEGEND」が前身。

 国内のバスケットボールは、競技人口は多いが、国際舞台で通用する競技レベルではないことなどを背景に「ウオッチスポーツ」としてはマイナーなのが現状。そうした中、若年層の興味の「入り口」となるイベントとして、「トップリーグにできないこと」「素人が見ても面白いと思えるバスケ」を企画。「バスケットボールエンターテインメント」として、照明や音響などの効果、DJがプレーしMCが盛り上げる中で試合を繰り広げる。

 同日を皮切りに関東近郊で基本的に毎月1回開催し、最終的に「最強の一人」を決める。コートは12メートル×12メートルの正方形で、ゴールは1つのみ。基本ルールのほか、ダンクシュート=4点、15点差がついた場合は「KO決着」、イエローカード3枚、レッドカード1枚でそれぞれ退場になるなどの独自ルールを適用。参加者は毎回シャッフルされ、3人一組の一日限りのチームを結成。5分×3ラウンドの3on3を行い、勝者=5ポイント、敗者=0ポイント、引き分け=両者3ポイントなど、ポイント制で加点していく。

 今回参加するのは、ロサンゼルスのストリートでプレーしていた経験を持つATSUSHIさんや「元ヤン」ボーラーのIPPEIさん、ストリートボールチーム「UNDERDOG」主宰者でもあるM21さん、かぶり物やアクセサリーを身にまとい登場し、寸劇など「勝敗に関係のない」アクションなども繰り広げるぬまさん、ヒップホップミュージシャンやタレントとしても活動するニューヨーク出身のCHRISさん、高校まで「サッカー一筋」で今回最年少プレーヤーとなるYASUOさんなど27人。

 「バスケファンや実際にプレーしていた人のほか、エンタメ性が高いので、バスケを見たことがない人なども楽しめる。部活をやっている子どもたちにも夢を与えることができるのでは」と秋葉さん。

 開催時間は16時~19時30分(開場は15時)。チケットは、ロイヤルコートサイド席=8,000円、コートサイド席=6,000円、指定席=5,000円、自由席・スタンディング=4,000円(いずれもワンドリンク込み)。公式ホームページで販売中。イベントはユーストリーム中継も行う。

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