原宿で「お相撲展」-クリエーター21人が「力士マトリョーシカ」など多彩に

「相撲」をテーマにした紙相撲や土俵スツールが並ぶPATER’S Shop and Gallery

「相撲」をテーマにした紙相撲や土俵スツールが並ぶPATER’S Shop and Gallery

  • 0

  •  

 イラストレーターや建築家など21人が「相撲」をテーマにした作品を披露するグループ展「お相撲展」が7月30日より、原宿のギャラリー「PATER’S(ペーターズ)Shop and Gallery」(渋谷区神宮前2、TEL 03-3475-4947)で開催される。

[広告]

 同展は、相撲愛好家で写真家の佐々木知子さんが、行司の装束や力士の化粧回しなど日本の伝統的な要素や、力士同士の「体と体がドーンとぶつかる」迫力など、「相撲の魅力を伝えたい」と企画。知り合いを中心に「力士の独特なフォルム」に興味を持ったクリエーター21人を集め、「紀文食品」「永谷園」「なとり」「やなか珈琲」の協賛を得て開催にこぎ着けた。

 イラストレーターを中心に、デザイナー、写真家、コラージュ作家らが参加。会場では、力士特有の肉体をさまざまな色彩や素材、アングルでとらえたイラストレーションのほか、実際に座ることのできる土俵模様のスツールや力士をモチーフにしたマトリョーシカなどの「お相撲」作品が並ぶ。力士の中でも特に「太っていることで有名」という山本山龍太さんサイズのTシャツや、参加クリエーターが共同制作した紙相撲のおもちゃなども展示し、来場者が参加して楽しめる工夫も凝らす。作品の一部は販売も行う。

 普段から相撲を見に本場所会場まで足を運ぶという佐々木さん。「周りに相撲好きは少ないが、一緒に行くと『面白かった』と言ってもらえることも多い。作品をきっかけに相撲に対して新たな発見があればうれしい」と期待を寄せる。

 営業時間は12時~19時。木曜定休。入場無料。8月11日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース