スカイパーフェクト・コミュニケーションズ（渋谷2）は5月下旬より、三菱電機と共同開発したDVDレコーダーを使い、スポーツ番組のハイライト再生が可能になるサービスを開始する。サービスに使われるHDD内蔵DVDレコーダー「DVR-HE10WSD」は、録画されたスポーツ番組の中で、実況や観衆の声援などの音声を独自のアルゴリズムで解析し「ハイライト度」をグラフ表で表示するもので、ユーザーはあらかじめ設定した好みの視聴時間に合わせて、10段階からレベルを選んだハイライト部分のみを連続再生することができる。三菱電機は同様の機能を内蔵したDVDレコーダーを昨年9月より展開しており、今回「スカパー！レンタルサービス用チューナー」の対応型機種として新たに発表した。スカイパーフェクTV！では、2006FIFAワールドカップ ドイツ大会の専用チャンネルとして、独自の実況・解説を加えた全64試合の録画を24時間連続で放送するほか、2006年FIBAバスケットボール世界選手権（8月）の放映も視野に入れ、深夜放送をはじめ「全試合を見る時間がない人」などの利用を見込んでいる。同サービス対応の専用DVDレコーダーは5月21日より、「NTT-X Store」「イートレンド」の各ウェブサイトを通じて販売を開始（予約開始は同10日～）するほか、スカパー！のサービス連動機能は衛星経由で自動追加され、同下旬より本格的に実働を開始する予定。なお、同サービスに対応するのは、レンタル用チューナーのみで市販のものはサービス対象外となる。
スカイパーフェクTV！