渋谷や表参道などに拠点を構える複合型スタジオ「GMOサムライスタジオ」が8月10日、始動した。運営はGMOインターネットグループのGMOサムライコンテンツスタジオ(渋谷区桜丘町)。
動画コンテンツやライブ配信の需要が増え、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッドなイベントが一般化している昨今。撮影・イベント拠点の「供給が慢性的に逼迫(ひっぱく)している」課題とニーズに応えることを目的に、都内3カ所にスタジオを整備した。
渋谷川沿いの「GMOサムライスタジオ 渋谷」(渋谷3)は、配信・撮影に特化したスタジオ。6階建てのビルの延べ床面積は1959平方メートル。スタジオ4室や、音声の仕上げや収録を行うMA(マルチ・オーディオ)室をはじめ、ゲストルーム6室やシャワー室などを備える。
1階はイベントスペース。天井高7.3メートル、面積は約177平方メートル。ファサードの木のルーバーの意匠を取り入れた空間で、LEDディスプレーを完備。発表会や展示会、パーティーなど多様な用途に対応する。2階はメインスタジオで、3階部分まで吹き抜けになっており、天井高は約6.4メートル、面積は館内最大の約221平方メートル。セットの組み込みやつり込みにも対応し、グリーンバックを完備。番組収録や音楽ライブなどに対応する。
4階・5階のスタジオはそれぞれ、天井高約4.8メートル、面積は約70平方メートル。4階のスタジオは、ホリゾント(背景用の幕)・グリーンバック・黒幕を完備。屋外テラスでの撮影も可能。MA室やナレーションブースも同フロアに備えていることから、撮影・収録、ナレーション収録などを1フロアでできる。5階はスタッフ用の執務室や打ち合わせスペースも備える。
表参道・青山通り沿いには「GMOサムライスタジオ 青山」(港区北青山3)を開設。面積は約401平方メートル。床面や壁面の計4面にLEDディスプレー(309平方メートル)を備える空間で、CMやミュージックビデオ、商品撮影など没入感のある映像コンテンツの制作に対応する。
「GMOサムライスタジオ 用賀」は、用賀駅直結の世田谷ビジネススクエア(GMOインターネットTOWER)最上階に位置。約500インチのLEDを備える「WORLD STUDIO」、大型のガラス窓などが特徴の「SKY STUDIO」、カフェカウンターやDJブースを備える「LOUNGE STUDIO」のスタジオ3室などで構成される。各拠点を組み合わせて活用する一気通貫プロジェクトにも対応する。