国内を中心としたブランドが2027年春夏シーズンの新作を披露する「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京) 2027 S/S」が8月31日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)をメイン会場に開幕した。初日はトップを飾った「yoshiokubo(ヨシオクボ)」などのランウェーショーが開かれた。主催は日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)。
ヨシオクボは、ヒカリエホールAに設けたランウェーの中央にモンゴルの移動式住居・ゲルを置き、シーズンのテーマ「Natural Born Nomads(ナチュラルボーン・ノマド)」を表現した最新ルックを披露。デザイナー久保嘉男さんが、米ロサンゼルスの海岸沿いで見かけたという青年に着想を得て、エスニック調のドローコードや、上から撮影したランナーをプリントした生地、テーマにもある「Born」をもじった「骨」モチーフなどが目を引くコレクションとなった。ショーのラストは、真っ白だったランウェーに、ブラックライトで照らされた蛍光色の足跡が浮かび上がった。
ヒカリエホールBでは、デザイナーのスー・シンさんが手がける「WHiTENOOK(ホワイトノック)」も、楽天ファッションウィーク初となるショーを開いた。ブランド立ち上げから4シーズン目で、テーマは「融(FUSION)」。「さまざまな手法を用いることで表情の変化を楽しめる」ということから今回はデニムに着目。デニムからオーガンジーにグラデーションしていくルックや、黒のスーツ地にもブルーのデニムをかけ合わせるなど、デニム素材の変化が楽しめるコレクションを披露した。
会期中、初参加4組を含む25の公式デザイナーをはじめ、海外勢も含む3つのパートナーシップショーを開催。全28のコレクションが披露される。最終日の9月5日には、デザイナー工藤司さんによる「soduk(スドーク)」がフィナーレを飾り、「TOKYO FASHION AWARD 2027」と「FASHION PRIZE OF TOKYO 2027」の受賞デザイナーも発表する。