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アルバルク東京とサンロッカーズ渋谷、今季初のダービー マスコット対決も

9年同じクラブで戦った田中大貴選手(左)とザック・バランスキー選手(右)のマッチアップも見られた

9年同じクラブで戦った田中大貴選手(左)とザック・バランスキー選手(右)のマッチアップも見られた

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 共に渋谷区をホームタウンにするBリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)とサンロッカーズ渋谷(同、SR渋谷)が11月3日、今季初のダービー戦を迎えた。

3番勝負を行ったアルバルク東京・ルークとサンロッカーズ渋谷・サンディー

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 ダービー戦ということに加え、SR渋谷の田中大貴選手はNBL時代を含めて9季、小島元基選手は5季A東京に在籍、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)は5季節A東京を率いていたこともあり、注目の対戦となった。

 パヴィチェヴィッチHCは「A東京での5年間はコーチ人生の中でも一つ大きな思い出として心の中に残っているが、SR渋谷の新しい時代を築く始まりの手助けとして、まだまだやらないといけないこともたくさんある。プロフェッショナルとして過去と今を分けて考えないといけない」と試合に臨んだという。

 「60試合のうちの2試合と思っていつも通り準備して迎えようと思ったが、試合始まった後も不思議な感じ・懐かしさもあり、あまり感じたことのない気持ちになった」と言う田中選手は、A東京のザック・バランスキー選手らとマッチアップ。第2クオーター(Q)には「絶対に来るだろうと思っていた」とバランスキー選手が田中選手のレイアップシュートをブロックしに行った。第3Qにはバランスキー選手相手に田中選手が3ポイント(P)シュートを決めたが、バランスキー選手は「俺の時だけ(決めるの)やめろよ」と声をかけたと言い、田中選手は笑みをこぼしていた。バランスキー選手は「長年一緒にやっていて、お互いに30歳を超えて初めて対戦するとは思っていなかったので楽しかった」と振り返った。

 試合は立ち上がり、ミスマッチを生かしSR渋谷が一歩前に出るが、A東京がリバウンドからの得点や速攻などで逆転し2桁点差を付ける。SR渋谷・ベンドラメ礼生選手の3Pがブザービーターとなり27-17で第2Qに突入すると、その勢いのまま連続得点で点差を詰めることに成功。しかし、ファウルの宣告に対して審判に不満の声を上げたジェフ・ギブス選手がテクニカルファウルを宣告されると流れは一転。ボールを奪うプレーやシュートブロックなどA東京の好守が随所に見られ51-35と点差を広げた。パヴィチェヴィッチHCは「とても大きな瞬間だった。(ギブス選手に)話したので分かっていると思うが、あのような行為はするべきでは無かった」と苦言を呈した。後半、SR渋谷は日本人選手のみで戦う時間も多いなか、ビッグマンの永吉佑也選手や村越圭介選手が体を張る場面を見せるも、A東京はセバスチャン・サイズ選手やアルトゥーラス・グダイティス選手らが強さを発揮し88-64と勝利した。

 パヴィチェヴィッチHCは「私たちよりも確実に強いチームに勝つことではなく、戦うことゴールにしようと伝えていた。やり切れたかどうかというとそうじゃなかった」と悔やんだ。

 「集中力を保ってプレーし、ディフェンスでの踏ん張りどころ、数字には表れない細かい部分を重ねた結果」と勝因を挙げたA東京デイニアス・アドマイティスHCは、今季のSR渋谷について「昨季からガラッと変わった。セットオフェンスが非常に多く、狙いどころを絞るオフェンスをするなかで、遂行レベルは徹底されているという意味ではかなり一つ一つのプレーを大事にする印象」と触れた。

 試合前には両クラブのU15がエキシビションマッチを行ったほか、会場にはさらにSR渋谷のマスコット・サンディー初めて来場。ハーフタイムにはA東京のマスコット・ルークと大玉転がし・テーブルクロス引き・モップがけの3番勝負を行うなど盛り上げた。

 両チームは4日も戦う。

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