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マイナンバーカード普及へ デジタル庁、「SPY×FAMAILY」とコラボし渋谷でイベント

ペンギン通りに掲出されているポスター

ペンギン通りに掲出されているポスター

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 デジタル庁がテレビアニメ「SPY×FMILY(スパイファミリー)」とコラボレーションし、マイナンバカード普及促進を図るポスターが2月1日、渋谷エリアに登場した。

MAGNET by SHIBUYA109店頭のイベント会場

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 マイナンバーカードは、住民票を持つ日本国内の住民に付番されている12桁の番号に加え、住所や氏名などの個人情報とその個人の写真が付いたカード。行政手続きのオンライン化を進めている政府は、2024年秋をめどにマイナンバーカードと健康保険証を一体化することも発表。行政サービスの利便性向上や運用効率化などを図り、マイナンバーカードの普及促進を図っている。

 10代・20代(10歳~29歳)のマイナンバーカードの交付率は、昨年11月末時点での全人口に対する交付率53.9%に対し、51.8%となっている。同世代の「より幅広い認知」の獲得を目的に、10代・20代を中心に人気を博している同アニメとコラボレーションすると同時に、同世代を中心に幅広い世代が集まる渋谷でイベントを行う。

昨年12月のコラボレーション開始時はキャンペーン動画やウェブサイトを開設するなどして、マイナンバーカードが持つ機能を発信してきた。第2弾となる今回は、マイナンバーカードの「メリット」解説と同アニメの主要キャラクターのビジュアルを描いたポスターを、井の頭通り周辺や神南エリアなど駅周辺の26カ所に掲出。イベントやSNSキャンペーンを行うことで、「より拡散を後押しする」ことを狙う。

 併せて、渋谷駅前の商業施設「MAGNET by SHIBUYA109」(神南1)エントランス近くに特設会場を設置。街なかのポスターを撮影してSNS(ツイッター、インスタグラム)に投稿した人にはオリジナルのステッカーを配布(1人1回、配布時間は11時~19時)する。同所にはキャラクターのパネルを置くフォトスポットも用意している。企画は今月7日まで。

 スパイファミリーは、2019年から遠藤達也さんが漫画のアプリ・ウェブサイト「少年ジャンプ+」(集英社)で連載を開始。ロイド・フォージャーとして生活する諜報員「黄昏」、殺し屋である妻の「ヨル」、人の心を読む超能力者である養女の「アーニャ」というそれぞれが秘密を抱えた偽装家族を中心としたスパイコメディー。昨年12月現在、コミックスは10巻で累計 2900 万部を突破している。

 ポスターの掲出は今月14日まで。

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