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ヒット、渋谷駅前の自社サイネージ8面で「秋田犬3Dカラクリ時計」

渋谷駅前スクランブル交差点に面した「シブハチヒットビジョン」

渋谷駅前スクランブル交差点に面した「シブハチヒットビジョン」

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 屋外広告事業を手がけるヒット(中央区)は7月29日、渋谷駅前エリアの自社デジタルサイネージ計8面を使い、秋田犬の「3Dカラクリ時計」動画の上映を始めた。

毎時0分に秋田犬が顔を見せる

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同社は屋外広告を専門に取り扱う広告会社として1991(平成3)年に創業。渋谷駅周辺では、渋谷駅宮益坂口側のビル3棟に設けた「シンクロ7シブヤヒットビジョン」や同駅前のスクランブル交差点に面した「シブハチヒットビジョン」を合わせ、デジタルサイネージ8面分・総面積約1235平方メートルの屋外広告媒体を展開する。

 3Dカラクリ時計は、毎時0分に「時計台」に秋田犬の子犬が顔を出すような映像を流し、時間を知らせる。4棟のビルに設置したデジタルサイネージ全8面(屋上7面+壁面1面)を使ったシンクロ上映で、台形や箱型など各サイネージの形状に合わせ、子犬がサイネージから顔を出したりフリスビーをキャッチしたりする映像を用意した(日時によって上映されない場合あり)。

 渋谷駅周辺の屋外ビジョンついて、同社担当者は「若者だけでなく近年は駅周辺にビジネスの拠点が多くあり、大人も楽しめる街に変化している」とし、幅広い世代をターゲットとした広告の需要にも着目。コロナ禍による自粛期間中は広告主も減少したが、「最近は街に出てくる人も多く、コロナ禍の前に戻りつつある」と言う。

 所有するビジョンは、スクランブル交差点やハチ公前広場などの駅西側エリアをはじめ、宮益坂や渋谷ヒカリエなどの東側エリア、渋谷警察署のある南側エリアからも視認できるほか、今後新設される渋谷駅東西をつなぐ歩行者動線「スカイウェイ」からも見える好立地が売りで、今後視認エリアは「さらに拡大していく」と予想する。今回カラクリ時計を上映することで、3Dのクリエーティブ制作や広告上映などワンストップでサービスを提供できる強みなどをアピールする狙い。

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