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サンロッカーズ渋谷、今季最少失点で秋田に勝利 2カ月ぶりのホーム戦

積極てkなインサイドへのアタックで攻撃を組み立てるなどしたベンドラメ礼生選手(手前)

積極てkなインサイドへのアタックで攻撃を組み立てるなどしたベンドラメ礼生選手(手前)

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が4月6日、秋田ノーザンハピネッツ(同、秋田)と戦い64-55で勝利した。

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 予定されていた試合が新型コロナの影響で中止になり、2月2日以来のホーム戦となったSR渋谷。立ち上がりは、ベンドラメ礼生選手がドライブ(ドリブルでゴールに向かうプレー)からのレイアップやアシストなどで攻撃を組み立て、ディフェンスの裏をかいたゴール下への飛び込みで先制点を挙げた石井講祐選手は秋田の選手のシュートを阻止する好守を見せたほか、秋田の攻撃を制限時間いっぱい守り切るチームディフェンスも見られ、23-7とリードを奪う。

 第2クオーター(Q)には速攻を狙いすぎてミスになったりファウルが続いたり悪い流れとなるが、途中出場した渡辺竜之佑選手がシュートを打たせないディフェンスやボールを奪うプレーからのレイアップ、強みのリバウンドなど攻守でチームを引っ張り、この日最大23点のリードを奪う。終盤に得点が止まり連続で失点し34-21で前半を折り返したなか、「第3Qもおかしくなると思った」伊佐勉ヘッドコーチ(HC)の悪い予感が当たり、秋田のアグレッシブなディフェンスに得点が伸び悩み、チームファウルがかさみ許したフリースローを高確率で決められるなど点差を詰められる。

 それでも、「ミスを気を付けることや、プレッシャーに負けずにスコアできるポジションでボールをもらうなど、基本の所に立ち返ってやっていこうという話はあった」(ベンドラメ選手)とタイムアウトで仕切り直しを図り、ジェームズ・マイケル・マカドゥのインサイドなどで得点を重ね点差を広げた。同Q最後には、ベンドラメ選手がドライブから得点を挙げたが、マークマンをスイッチするディフェンスをする秋田に対し「普段からインサイドを責めるかガードがアタックするかは選択肢として持っている。(自分が)アタックして決め切れたのは大きかった」と振り返った。

 51-44で迎えた最終Q。アグレッシブにディフェンスをする秋田に対し「横を向かないように(=パスを優先しない)」と伊佐HCが伝えていたなか、第2Qと第3Qには減っていたドライブで得点を挙げたりファウルを誘発したりする場面が見られたほか、得点が挙げられなくても秋田に簡単に得点を許さない展開を続け勝ち切った。

 ベンドラメ選手はこの日12得点アシスト4本に加えリバウンド6本などそれぞれで記録を残した。中でもオフェンスリバウンドは試合終盤にも取るなどチーム最多の4本をマーク。この日3本を取った渡辺選手は現在、Bリーグの日本人選手(帰化選手をのぞく)で1番オフェンスリバウンド本数を取っているが、ベンドラメ選手も3番目に着けている。ベンドラメ選手は「すごい、知らなかった」と驚きつつ、「取りに行く意識がそうさせているのかな。トリプルダブルを取りたいと思っているので、次の試合も目指して頑張りたい」と意欲を見せた。

 今季最少失点での勝利となったが、「めちゃくちゃ疲れました(笑)」とこぼしたベンドラメ選手は、「ディフェンスで勝ったと言える試合は僕たちがやりたいバスケットなので、勢いがつく試合になったと思う」と振り返り、「ここ数試合自分たちのディフェンスができている実感があるのでその分、士気も上がってきている」と明かす。前節辺りから我慢強さのある戦いを見せているが、伊佐HCは3月15日に加入したケビン・ジョーンズのコンディションが整ったことに触れつつ、全員がオールコートでプレッシャーを掛ける「当初やりたかったこと(=ディフェンス)をやろうと話したことが大きい。ディフェンスで我慢する共通理解が全員にあるのでだんだん出てきている印象」と話した。

 ベンドラメ選手は「(秋田の)シューター陣に気持ち良くシュートを打たせなかった」ことを勝因の一つに挙げたが、中でも現在リーグトップの成功確率を記録している秋田の3ポイント(P)シュートを成功率13%の3本に抑えた。伊佐HCは秋田のジョーダン・グリン選手、古川孝敏選手、田口成浩選手には「フルローテンションを掛けろと話した」と言い、3選手は3Pを決めていないことから「すごく良い仕事をしてくれた」と語気を強め評価した。

 試合中、コート内外でチームを鼓舞する声を上げていたベンドラメ選手。「静かなタイミングであえて声を出したらファンが拍手をしてくれて、久しぶりにホームであることを感じられたので、ファンの力も借りようと思って意識して声を出した部分はあった」と言う。さらにこの日は普段の黄色とは異なり、冠スポンサーとなったLIXILのカラーであるオレンジ色のユニホームを着用したが、昨シーズンからこのユニホームを着た試合は全勝している。ベンドラメ選手は「チームカラー変えます?」と笑いを誘いつつ「結果として負けていないのは、これから着るときに士気を高める一つになるのかな」と触れた。

 次節は今月9日・10日、ホームに群馬クレインサンダースを迎える。

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