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渋谷・桜丘にコワーキングスペース 事業開発プラットフォーム「NIB」の拠点

コワーキングスペースのイメージ

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 東急不動産が手掛けるコンソーシアム形式の事業開発のプラットフォーム「NIB―Neutral Innovation Base(ニュートラル・イノベーション・ベース、以下NIB)」の拠点施設となるコワーキングスペース「NIB Shibuya powered by MIDORI.so」(渋谷区桜丘町)が4月15日、渋谷・桜丘町にオープンする。

コワーキングスペースのサービスオフィス利用者専用ラウンジ

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 NIBは、再開発が続く渋谷・桜丘町で、同社が所有するビルや土地を活用して企業間連携に取り組んでいくもの。広域渋谷圏における起業、アイデアの創出、コミュニティー連携を促す取り組みのコンセプト「未来シェアリング」の第1弾として昨年4月に立ち上げ、初期メンバーに9社・団体を迎えて事業検討を行ってきた。

 NIBの拠点施設となるコワーキングスペースが開設することで、本格的な事業がスタート。今後、他業種企業間の新規事業創出や、施設群でのサービス連携など新たな場の価値創造を目指す。

 桜丘フロントIIビル3階~6階に位置する「NIB Shibuya powered by MIDORI.so」は、MIRAI-INSTITUTEのコワーキングスペースブランド「MIDORI.so」が運営。3階にはラウンジを設け、4階~6階に固定席や1人用のブース、ミーティングルームなどを設置する。利用料は、3階=フリーアドレス月額4万4,000円、ドロップイン(平日10時~18時)=1回2,200円、4階=ブース月額19万8,000円~ほか、5階=ブース月額17万6,000円~ほか。4階と5階の個室は月額7万1,500円。

 同ビル地下1階・地上1階には3月に、アンドゴルフが新規事業として完全紹介制の会員制ゴルフスタジオを先行オープン。地上2階には6月にイタリアンレストラン「Kouji&ko」が出店予定。経営は貝印の子会社であるフードアンドパートナーズ。渋谷の文化やライフスタイルに合わせた「現代流の発酵食」をアレンジして提供し、ビジネスパーソン向けにサブスクリプションでのランチや弁当なども用意する計画。

 渋谷フロントビルにはルークスが運営する通信制高校「Loohcs高等学院」(3階)が教室を構えているほか、1階にはアートギャラリー「SACS」を展開。かねてライブハウスが出店していた地階には、FIREBUGがライブ配信スペースを開設する。

 両ビルからも近いさくら坂沿いの駐車場跡地には12月、漫画&エッセー「サ道」の著書であるタナカカツキさんが総合プロデュースするサウナ「渋谷SAUNAS(サウナス)」がオープン予定。経営はTOYOKE。9種類のサウナや頭まで浸れる深さの水風呂のほか、ワークスペースや会議室も備える予定。

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