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アルバルク東京、「天皇杯」ベスト8敗退 川崎に競り負け

立ち上がりでリズムを作った田中大貴選手(中央手)

立ち上がりでリズムを作った田中大貴選手(中央手)

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 アルバルク東京(以下、A東京)が1月9日、「天皇杯」ファイナルラウンドで川崎ブレイブサンダース(同、川崎)に66-69で敗れ準々決勝で敗退した。会場はさいたまスーパーアリーナ。

フリースローに苦しんだアレックス・カーク選手

 男子はプロバスケットボール「Bリーグ」や大学、社会人チームなどがトーナメント形式で戦い優勝を決める同大会。A東京は2次ラウンドから登場し、埼玉ブロンコスと秋田ノーザンハピネッツを下してファイナルラウンドに駒を進めた。

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 立ち上がりは、ドライブ(ドリブルでリングにアタックするプレー)からのパスで3ポイント(P)シュートが連続で決まるなど、エース田中大貴選手を起点とした攻撃得点を重ね、ディフェンス(DF)でもリバウンドを抑え、10点のリードを奪った。

 両チーム共にオフェンスが停滞した第2クオーター(Q)、A東京はリードを保ち後半を迎えたものの、後半の立ち上がりで、川崎のピック&ロールに対しDFをスイッチすることで起きるミスマッチを狙われ、「前半は抑えられていたにもかかわらず」(田中選手)連続で加点を許してしまう。苦しい時間が続く中、安藤誓哉選手の3Pで一時落ち着きを取り戻すも、竹内譲次選手がアンスポーツマンライクファウルを犯してしまったことも「痛かった」(田中選手)。同Q終盤で逆転を許し最終Qに突入することに。

 追う展開が続く中、ディフェンスで24秒を守り切ったほか、田中選手を起点とした攻撃など得意のプレーも決まり、残り2分22秒で同点に追いつき試合を振り出しに戻した。終盤はアレックス・カーク選手がゴール下で体を張り、ファウルを誘発しフリースローを得るも決め切れず、一歩及ばずタイムアップとなった。Bリーグの試合では78.5%の確率でフリースローを決めているカーク選手はこの日、54.5%と苦しんだ。田中選手は「普段より広い会場で難しさはあったかもしれない」とフォローしつつ「それでも落としすぎ」と厳しい表情を浮かべた。「次の試合が懸かった試合では、フリースローの一本など積み重ねが大事。今日の確率ではチャンピオンにふさわしくない」

 A東京はBリーグ2連覇を果たすなど国内でも強豪のチームだが、田中選手は「優勝した時ほどチームの完成度が高くない。細かい所のレベルは素直に劣っている」と現状を見つめ、中盤戦に突入しているBリーグでの戦いに向け「また積み重ねて、最後の最後に一番高いレベルでプレーができれば」と意欲を見せた。

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